Photo: ヤマダユウス型

スマホ以上タブレット未満、そこが最高のツボ。

2021年9月14日(米国時間)、Apple(アップル)からiPad mini(第6世代)が発表されました。前モデルの第5世代からは2年半ぶりとなるアップデートで、なんなら同時に発表されたiPhone 13よりテンション上がっちゃった人もいるであろう、待望のプロダクトです。

そもそも、どうして今回のiPad miniはこんなにも注目されているのか。理由はさまざまですが、やはり「これだよ、これを望んでいたんだよ!」なポイントをしっかりアップデートしてくれたのが大きいでしょう。ああ、ようこそType-C!

そんな待望のiPad mini。前モデルのiPad mini(第5世代)との比較を交えたファーストインプレッションをお届けします。

サイズ、最高

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もうね、片手でキュっと掴めるこのサイズ感、たまらんよ…。iPhoneのホールド感とも、iPad ProやiPad Airの大画面とも違う、板としての完成度。自分の手のひらにあらゆる情報が収まってしまっている全能感は、とにかく気持ちをワクワクさせてくれるのです。技術がギュって詰まってる濃縮感がある。

それでいてディスプレイの解像度は326ppiと、とても高精細。8.3インチの画面サイズはそれよりも大きなタブレットよりも物足りないことは確かですが、スクリーンの満足度という点では全く劣っていません。使いやすく、見ていて心地良い。そりゃあ好きになりますよ。

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つまんで持てるほど軽量でコンパクト。なのにiPhone 13と同じ最新のA15チップ搭載で、パワフルさも十分。スペックをデチューンせずにサイズを小さくしたのが、今回のiPad miniの英断のひとつだと思います。

同じmini同士の違いはどんなもの?

本体サイズでいうと、前モデル(第5世代)のiPad miniとほとんど同じです。第5世代はディスプレイサイズこそ7.9インチと小さいものの、サイズに対する使い心地に注目するなら、今回のiPad miniと差はあまりないのでは? そう思ってやいませんか?

結論から言うと、かなり違います。たとえばデザイン。今回の第6世代はベゼルレスデザインで、第5世代はラウンドベゼルです。手に持った感じも違うし、ディスプレイの角丸の違いもあるし、何よりホームボタンの有無。これはもう操作感からして違ってきます。

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文字サイズも今回の第6世代のほうが大きく見えてますが、これは7.9インチと8.3インチの差が明確に出ている点ですね。本体の大きさは同じだけど、第6世代は視認性が大きく向上している!

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でも、横持ちブラウジングにすると、第5世代の見え方も悪くない気がしてきます。ホームボタンやインカメラなどのベゼルが太くなる部分を手で隠せるので、視野範囲の情報量が良い感じなんですよ。

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第6世代の場合は、ベゼルが上下左右均等なのでちょっと圧迫感を感じるかも。iPad miniを設置的に使うのであれば、第5世代にもまだ分があるかもしれませんね。意外な発見だ。

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新しいiPad miniは、本体上下にスピーカーを搭載し、横持ち時に臨場感があるステレオサウンドを鳴らせるようになりました。ここは第5世代と比べても「あ、音の迫力が違う」と、すぐにわかりました。YouTubeや映画、ゲームなど、横持ちスタイルで楽しむ多くのコンテンツに恩恵がある要素ですね。

仕事にも遊びにも連れ出せる、自由すぎる常備タブレット

タブレットって、100人いれば100通りの使い方があると思うんです。クリエイティブツール、サブディスプレイ、子供のためのデジタルデバイス、レシピブック、映画鑑賞…。こうした用途を決定する要素のひとつが、タブレットそのもののサイズ。

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12.9インチのiPad Proなら、こんなふうに外でブラウジングするのは難しいはず。一方で8.3インチのiPad miniだと、Apple Pencil(第2世代)に対応しているとはいえ、液タブ代わりに使うにはややキャンバスが狭い。でも、持ち歩けるデジタルなメモ帳としては優秀。それぞれ一長一短あるわけです。

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そうしたサイズによる用途縛りを考えると、iPad miniにしかない特性は、ずばり常備性。8.3インチならサコッシュにも入るし、大きめのポケットにもなんとか入ります。もう、スマホ感覚でさっとカバンに入れてよし。入れたくなる。

8.3インチは、ビューワーとして機能するギリギリのサイズ感でもあります。スマホよりも大きなディスプレイを常備できる、どこにだって持ち出せる。この自由さこそ、ほかのiPadシリーズにはないiPad miniならではの魅力。しかも自由なだけでなく性能もパワフルですからね。

今日一日iPad miniを触りまくって、自分ならどう使うかな〜と考えてみました。電子書籍、写真現像、アウトドアでのPC代わり、ゲーム、etc…。家の中でも外でも使えるのがほんとに可能性を広げてくれますね。逆に、音楽制作やイラスト制作など、コンテンツを作るツールとして見ると、画面サイズだけがネック。でも、ネックだけどできなくはないんだよなぁ…。

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小さいのにパワフルって、なんか都合が良すぎて疑ってかかっちゃいません? でも、そんな都合の良いタブレットが生まれてしまったんですよ。そりゃ多くの人が熱狂するのも納得です。フラっと買っても、持ち歩いてるうちに使いみちが思い浮かぶんだろうなぁ。

Source: Apple