Photo: アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパン

一度は乗ってみたい。レース仕様のランボルギーニ。

その夢を叶えてくれる公道仕様モデルがあります。それは「ウラカン STO」。

ウラカンの特徴は基本骨格、エンジンを最新の洗練された形に仕上げた現代的なスーパーカーであること。精緻な5.2リッターV10自然吸気エンジンに組み合わされる 7速LDFデュアルクラッチ・トランスミッションは加速Gが途切れることなく駆動力を路面に伝え、驚くほどの加速力を見せます。

当初フロントも駆動する電子制御式の四輪駆動で販売を開始しましたが、その後は後輪駆動(RWD)モデルをラインナップ。軽量化と玄人を唸らせる軽快なハンドリングを実現し、ただ速いだけではないハンドリングカーの姿を見せつけました。さらに軽量化とエンジンのパワーを高めた「ウラカン ペルフォルマンテ」、空力性能を高めた「ウラカン EVO」と続々とニューモデルを追加。そして最新モデルにあたるのが今回紹介する「ウラカン STO」です。

「STO」は「Super Trofeo Omologata」の略で、「Super Trofeo」という歴史あるレースに投入されるモデルを公道で走れるようにしたという意味。レースに挑めるほどのポテンシャルを公道に持ち込んでしまった、あらゆる意味で破格のマシンなんです。

というわけで、レースを戦う上でもっとも重視されるパワー、軽量化、空力を軸にさまざまな改良、改変が加えられています。

ハイパワーなのに驚くほど軽い。だから速い!

ウラカン STOの5.2リッターV10自然吸気エンジンは640hp(馬力)。それでいて重量(乾燥重量)は1,339kgと軽量。ハイパワーなのにとても軽いんです。

強い心臓と軽量な車体から生み出される爆発的な加速力は、そのすべてを後輪の2輪で受け止めるにもかかわらず0-100km/h加速をたったの3.0秒で駆け抜けるほど。そして最高速度は310km/hに達します。

軽量化が図られた「ウラカン ペルフォルマンテ」よりさらに43kg軽量

車両重量が軽ければ加速はもちろん、コーナリングスピードも高められるし、ブレーキへの負担も軽くなりレースを戦う上ではパワー以上に重要視されるファクターです。

軽量化のためにウラカン STOでは外装の75%以上をカーボンファイバー化。また、フロントガラスも30%軽量化し、新マグネシウムホイールの採用、リアアーチもチタン製と徹底して軽量化を図っています。

フロントボンネットはフェンダーと一体化した専用設計の「Cofango(コファンゴ)」を採用して軽量化と共に空力性能アップも果たしています。しかも前ヒンジ方式でガバっと開く姿はあのミウラを彷彿とさせますね。

これらによりウラカン STOは、軽量化が図られたウラカン ペルフォルマンテよりもさらに43kgもの軽量化を実現したのです。

ド派手に見えるボディの形状、実は超合理的な空力設計なんです

「Cofango」の話が出たところで空力性能を見ていきましょう。

フロントボンネットに設けられたエアダクトはラジエーターへの気流を増やし、エンジンの冷却効率を上げると同時にダウンフォース(車を地面に押さえつける力)を生み出します。

さらにホイールアーチにもうけられたルーバー(上の写真、タイヤの上にある吹き出し口)からホイールハウス内の圧力を逃がすことで、ハンドリングに最重要な前輪の接地性を高めます。

フロントからフラットな床面をスムースに流れた空気はリアディフューザー(ナンバープレート下のパーツ)下から車体後方に抜けることでダウンフォースを発生。その独特なデザインで見る者を魅了する大型のリアウイングとあいまってゆるぎない後輪の接地性を確保しています。

そしてただグリップするだけでなく、3段階で調整可能なスロットでフロントの空力バランスをドライバーの好みで調整することも可能。単純に早い、安定しているだけではないドライバー中心の設計思想が表れていますね。

エンジンカバーの上、センターに伸びるシャークフィンは直進性を高め、コーナリングを安定させる効果を持ちます。あちこちに開けられたルーバーはエラを彷彿とさせ、その鋭角なシルエットから大海原を獲物を求めて駆け抜けるサメのようでもあります。ああ、捕食されたい。

自分だけのウラカン STOが作れる夢の時間が楽しめます

エクステリアだけでなく、インテリアのエッジの立ち方といい、レーステイストな質感といい、どこを見ても魅了されまくりなんですが、このウラカン STOを自分好みにして楽しむ方法があります。それが「コンフィギュレーション」。

オフィシャルサイトの「コンフィギュレーター」を使えば、ボディカラーはもちろんフロントリップやロゴ、アクセントとなるグラフィックのステッカーの有無、ホイールデザインやブレーキキャリパーの色を自由に自分好みにすることができます。これを選ぶだけでも時間泥棒ですが、さらにインテリアもシート変更にツートンカラー、素材変更までできます。もう迷っちゃう!

そして最後にオプション装備に保証パックなども選択できて、あら不思議、最後には自分のためにだけ作られたパンフレットのPDFまでダウンロードできちゃうんです。

やばい、これはハマる。

ということで作った私のパンフレットがこちら。マットのグレーをベースにグリーンを配色してみました。最近こういうネオンカラーが好きなんですよね。定番カラーよりもこういう渋めの色がよくなったのは年をとったからですかねえ?

しかもこの自分のためだけに作られたパンフレットはSNSでシェアできちゃうんです。これはもう拡散するしかないですよ。

夢を見させてくれる時間、ぜひ体験してください。

さて、これを夢ではなく現実にするためのプライス。それは4125万円(税込)からとのこと。

さすが、夢の代償は高額です。しかし、しかしですよ。これだけのパフォーマンス、しかも昨今、電動化待ったなしのクルマ業界にあって、熟成された5.2リッターV10自然吸気エンジンを味わうのはこれが今世紀、いや人類史上最後のチャンスといっていいでしょう。

大排気量V10自然吸気エンジンならではの官能的なサウンドと足先のアクセルペダルの微妙な操作に即応するレスポンスは何物にも代えがたいもの。もはや世界遺産に指定したいほど、ってまだ早いか。

いまなら間に合う! 夢を現実に。ウラカン STOをぜひcheck it out!

ウラカン STOのポテンシャルが富士スピードウェイで炸裂

2021年10月5日と6日の2日間、富士スピードウェイにてウラカン STOのメディア試乗会が開催されました。

公道OKの仕様とはいえ、最高出力640hp、最大トルク565Nm/6,500rpmのポテンシャルを存分に体験できるのは、やはりレーシングコース!

当日、集まったメディア関係者はウラカン STOについてのレクチャーを受け、

エンジンのかかった実車に触れ、

そして富士山を臨むコースで、その走りを存分に体験しました。

レーシングコースで走る姿がめちゃくちゃかっこいいウラカン STOですが、これを見たら逆に街中で走っている姿も楽しみになっちゃいますね。その浮世離れした光景…想像するだけでワクワクしてしまいます。

Photo: アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパン
Source: アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパン