Image: 国立天文台

太陽系の惑星が織りなすレアな天体ショー。

今年の6月中旬から下旬は、地球から見ると明け方の空に太陽系の惑星が勢揃いします。まだ暗い時間帯に全惑星が揃うので、肉眼でもその様子が視認できる貴重な機会です。

水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星(準惑星)の全惑星が、太陽に向かってほぼ一直線に並ぶ惑星直列が前回観測されたのは2020年7月4日のこと。このときも話題になったのですが、観測は今回の方がしやすそうです。

ピークは6月18日の夜明け前

6月18日の日の出1時間前には南の空に月があり、東の地平線に向かって土星、海王星、木星、火星、天王星、金星、水星が並びます。このうち水星、金星、火星、木星、土星は比較的明るいので、肉眼でも視認することができます。ただ水星は地平線に近いところにあるので、ちょっと見つけにくいかもしれません。また海王星は8等星相当なので、望遠鏡などを使わないと観測が難しいでしょう。同じく天王星も6等星相当なので、視力が良い人が暗い場所で観測すれば肉眼でもギリ見えるという感じで、特に都市部だとちょっと難しいかも。天王星や海王星に関しては、位置を事前に知っておくと観測しやすいので、国立天文台の「今日のほしぞら」などで当日の星空状況をチェックしておくといいでしょう。

次にこの手の大規模な惑星直列が観測できるのは、NASAによると2040年と随分先のことになるので、今回の機会を逃したくないですよね。観測するにはちょっと早起きすることがマストですが、当日晴れることを祈りつつ、貴重な天体ショーに期待しましょう。

宇宙の見え方を変えてくれる未来の天体望遠鏡5選 普通の人が夜空を見上げるとき、そこにあるのは夢や希望のファンタジー。科学者が夜空を見上げるとき、そこにあるのは地球の未来です。ファンタジーだった宇宙は、人類の進化とともにだんだんリアルなものへ。もしかしたら、近い将来は見えている星に住んでいるかもしれないわけで。人類と宇宙をより近づけるため、現在建設中の天体望遠鏡をまとめてみました。宇宙の見え方、変わります。 https://www.gizmodo.jp/2022/06/best-future-telescopes.html

Source: 国立天文台, NASA