ブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也が見せた今シーズンのパフォーマンスを、現地メディアはどのように見ているのだろうか。同クラブ専門サイトの『ダイヒシュトゥーベ』が評価している。

レギュラーシーズンを16位で終えたブレーメンは、2部3位ハイデンハイムとの入れ替えプレーオフをアウェーゴールの差で制し、2部降格を辛うじて回避。シーズン前はヨーロッパリーグ出場権を狙えるクラブに数えられていたものの、負傷者続出やそれによるDF陣の不調も影響し、結局最後まで残留争いから抜け出せないシーズンを送った。

『ダイヒシュトゥーベ』は、合計25ゴールにとどまったブレーメン攻撃陣の不振を1つの要因として指摘。それぞれアタッカーが22ゴールしか挙げられなかった最下位パダーボルンや17位フォルトゥナ・デュッセルドルフ、23ゴールのマインツに差をつけることができなかった理由としている。

そして、リーグ戦28試合とプレーオフの2戦に出場し、8ゴール2アシストをマークした大迫を「ブレーメンの両極端の男」と称し、今シーズンのパフォーマンスについては次のように振り返った。

「ユウヤ・オオサコほど評価が変動した選手はほかにいなかった。彼は、『1』から『6』までのすべての点数をつけられている。それぞれドッペルパック(1試合2ゴール)を達成したアウクスブルク戦(3-2)やケルン戦(6-1)では最高点を与えられた。しかし、ライプツィヒ相手(0-3)のパフォーマンスは“落第点“(『6』)。これらの差は、オオサコが過ごしたシーズンを適切に表しただろう。日本人選手はピッチ上で姿を消す回数が多過ぎたことにより、たくさんのファンにとって批判の的になる存在となってしまった」

一方で、大迫は「3.58」とブレーメンの攻撃陣では、長期離脱を強いられ、出場機会が少なかったものの4ゴールをマークするなど結果を残したFWニクラス・フュルクルーク(「2.75」)に次ぐ2位の平均点を記録。同サイトは「現在30歳の彼は、第13節から第30節までという非常に長い期間、ゴールやアシストもなかった」と指摘するも「しかし、終盤のラストスパートでオオサコはブレーメンのベストの1人だったことも事実。コロナ中断明けには覚醒し、最後の(リーグ戦)4試合では今シーズン8得点のうち4得点を決めていた」とも記している。

シーズン序盤、第4節ウニオン・ベルリン戦で太ももの筋肉系の負傷し、約5週間の離脱を余儀なくされた大迫だが、それでも最終的にはリーグ戦8ゴールとドイツに渡ってからの自己ベストを記録。負傷こそ避けられていれば、より安定したシーズンを過ごせていたかもしれない。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)