現地時間11日、イングランド・プレミアリーグは第31節が行われ、マンチェスター・ユナイテッドは敵地トッテナム・ホットスパー・スタジアムでトッテナムと対戦した。

前日に首位マンチェスター・シティが敗れたため、勝点「14」差で2位のユナイテッドにとっては、差を詰める絶好のチャンス。しかし、来季のチャンピオンズリーグ出場権に向けて負けられないのはトッテナムも同じ。立ち上がりはホームのトッテナムが主導権を握る展開となり、ユナイテッドはカバーニとラッシュフォードにいい形でボールが入らない。

それでも17分、ブルーノ・フェルナンデスのロングパスをポグバが頭で落とし、カバーニのラストパスをラッシュフォードがエリア内右で受けて右足を振り抜く。これはDFにブロックされたが、徐々にユナイテッドが攻撃の形を作り出していく。

すると迎えた33分、中盤右のマクトミネイから左のフレッジを経由してペナルティーエリア手前左のポグバにパスが渡る。絶妙なキープからゴール前にスルーパスを通すと、呼応したカバーニがGKロリスを破ってネットを揺らす。しかしVARの結果、マクトミネイがパスを出す際にソン・フンミンの顔を手ではたいたとのジャッジでノーゴールとなった。

すると命拾いしたトッテナムが反撃。40分、ケインのポストプレーからエリア内右で受けたルーカスが折り返すと、逆サイドでフリーとなっていたソン・フンミンが押し込んでトッテナムが先制する。

1点ビハインドとなったユナイテッドは、その後も球際でのファールの有無で主審のジャッジに対してフラストレーションを溜めていく。トッテナムが1点をリードしてして試合を折り返した。

後半、1点を追うユナイテッドの攻勢をトッテナムが堅固な守備ブロックで跳ね返していき、カウンターからさらなる追加点を狙う。

次の1点をどちらが奪うかで試合の趨勢が変わってくる重要な局面で、ネットを揺らしたのはアウェーのユナイテッド。57分、フレッジがB・フェルナンデス、ラッシュフォードとそれぞれワンツーしてトッテナムのバイタルエリアを崩し、エリア内左へのラストパスを受けたカバーニのシュートはGKロリスがかろうじてはじいたが、こぼれ球をフレッジが押し込んでユナイテッドが同点に追いつく。

追いつかれたトッテナムは60分、オーバーラップして右サイドからカットインしたオーリエのシュートがエリア内左にこぼれ、拾ったソン・フンミンが対峙したDFをかわしてシュート。しかし、これはGKヘンダーソンが足でブロックする。

逆転を狙うユナイテッドは63分、カウンターからB・フェルナンデスのミドルシュートはGKロリスが横っ飛びではじく。67分には右サイドからカットインしたショーの左クロスを、ファーサイドのB・フェルナンデスが折り返し、最後はゴール前のポグバがヒールで押し込もうとするも、DFにブロックされる。

72分、ユナイテッドはラッシュフォードを下げてグリーンウッドを投入。61分にロ・チェルソを下げてシソコを投入していたトッテナムも78分にエンドンベレを下げてラメラを投入し、勝ち越しゴールを懸けて一進一退の拮抗した展開が続く。

すると迎えた79分、右サイドでボールを受けたB・フェルナンデスからのパスを受けたグリーンウッドが、左足ダイレクトでクロスを入れる。これに呼応したカバーニが低めのボールをダイビングヘッドで合わせ、ユナイテッドが逆転に成功。交代策が的中したのはユナイテッドだった。

逆転を許したトッテナムは、82分にルーカスを下げてベイルを投入し猛攻を仕掛ける。84分には右CKをクリアしようとしたポグバのヘディングが後ろに流れ、さらにカバーニが頭で触ると、左のポストを直撃する。

90分にB・フェルナンデスを下げてマティッチを投入したユナイテッドは、アディショナルタイムの6分間で上手く時間を使いながら、トッテナムの猛攻をしのいでいく。すると終了間際には、ポグバのドリブル突破から、エリア内右でボールを受けたグリーンウッドが右足でGKロリスを破りダメ押しの3点目。終わってみれば3-1で逆転勝ちを収めたユナイテッドが、残り7試合で首位シティとの勝点差を「11」とした。

■試合結果
トッテナム 1-3 マンチェスター・U

■得点者
トッテナム:ソン・フンミン(40分)
マンチェスター・U:フレッジ(57分)、カバーニ(79分)、グリーンウッド(90+6分)