元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、イタリア紙『イル・マッティーノ』のインタビューに応じ、自身の愛弟子であるナポリの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾについて語った。

ナポリは今シーズン、カルロ・アンチェロッティの下で2年目を迎えたが、ヨーロッパリーグ出場圏外に転落するなど成績は低迷。さらに、強制合宿をめぐって経営陣と選手の間で対立が生じたとの報道も噴出した末、アンチェロッティは解任され、ガットゥーゾが後任となった。元ミランの闘将は初陣となったパルマ戦を1-2と落としたが、2戦目のサッスオーロ戦で2-1と勝利をつかみ、1勝1敗の成績だが、ザッケローニ氏はミラン時代に指導したガットゥーゾについて自身の見解を示した。

「リーノ(ジェンナーロの愛称)のことは大好きだ。しかし5〜6勝を収めたあとでも安心できないことを自覚しなければならない。途中からチームの指揮を執るということは、簡単ではない。結果が出なければ選手の信頼を失うことになるからね」

「途中から指揮を執るとき、考えを形にするのは簡単ではない。私がミランの監督になったときは、すでに指導したことがある(フランチェスコ)ココや(トーマス)ヘルヴェグが手助けをしてくれた。リーノのやる気を削ぐつもりはないが、全員が敵対しているような状況に飛び込んだだけに極めて困難な仕事が彼を待っているだろう。ナポリは、ただ結果を出そうという気持ち以上のものを見せなければならない」

最後にザッケローニ氏は、自身がアウレリオ・デ・ラウレンティス会長の立場であったとしたら、ガットゥーゾを招聘したかどうかを問われると、「デ・ラウレンティースは唯一、チームが空中分解した理由を知っている人物。その理由を考慮したからこそ、ガットゥーゾを選んだのだろう」と返答。明確な発言を避けた。