明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017が15日に埼玉スタジアムで行われ、浦和レッズとボルシア・ドルトムント(ドイツ)が対戦した。試合はドルトムントが3-2で浦和を下した。試合後、ドルトムントMF香川真司が、試合を振り返った。

左肩負傷の影響もあり、出場とはならなかったが、それでも香川はベンチから「自分に当てはめながら」観戦していたと話す。前半は「相手も引いていたので、スペースがない中で、ちょっと渋滞していた」と指摘。「自分も意識しながらやっていたが、(誰かが)下りていく必要があった」と分析。後半は4バックから3バックになるなど、フォーメーションに変化があった。その中で「いろいろなポジションに入れる準備はしています。ポジションによって求められることは変わるので、自分自身はどういうプレーをするの考えながら」戦況を見つめていたと語った。

浦和戦では若手の活躍が目立った。香川は、その才能や結果を「素晴らしい」と評価する一方で、「経験者の立場として周りの選手を生かす」ことが自分の役割だと語る。そして「うまくバランスを取りながら、自分(の特徴)を出せればよい」と続けた。

ピーター・ボス監督が記者会見で、日本語を披露したため「日本語でコミュニケーションをしているのか」との質問も。香川によると「最初の挨拶だけ日本語で喋ったりするんですけど、基本的にはあまり喋らない」とのこと。また、日本の知人から「素晴らしい方だと聞いている」と話し、新監督のビジョンについても好意を持っていると語った。

自身の復帰時期について「チームドクターと話し合いながら」としながらも、「2次キャンプあたりで部分合流できたら」と、今後の見通しを述べた香川。出遅れは気になるが「ケガの状況が状況なので仕方がない」と気持ちを切り替える。8月19日に行われるブンデスリーガ開幕戦に間に合えば、当然、8月31日と9月5日に行われるFIFAワールドカップ・ロシア・アジア最終予選も視野に入る。香川は「もちろん(出場を)イメージしている」と話し、「しっかりトレーニングを積んで、必ずピッチでやりたい」と、復帰に向けた意気込みを示した。