7日のラ・リーガ第22節、バルセロナは敵地ベニト・ビジャマリンでのベティス戦を3-2で制した。

ミッドウィークにコパ準々決勝のセビージャ戦に臨むバルセロナにとって、アンダルシア州都で臨む二連戦の1戦目。クーマン監督はメッシ、ペドリ、デ・ヨングをベンチに置き、GKテア・シュテーゲン、DFミンゲサ、アラウホ、ラングレ、ジョルディ・アルバ、MFピャニッチ、ブスケッツ、リキ・プッチ、FWデンベレ、グリーズマン、ブライトバイテを先発させた。

攻撃の主軸と呼べる3選手を控えとしたバルセロナは、ベティスの守備を崩すことに苦労を強いられる。クーマン監督率いるチームの特徴である中央突破は鳴りを潜め、サイドを起点とした攻めからゴールを狙ったものの、効果は薄かった。また10分にはアラウホが負傷し、デ・ヨングが代わりに出場してセンターバックを務めている。

バルセロナは28分、ジョルディ・アルバのクロスからラングレがヘディングシュートを放ったが、これは惜しくも枠を外れる。絶好の決定機を逸すると、38分にベティスの速攻を許して失点。フェキルのスルーパスをサイドで受けたエメルソンの折り返しから、ボルハ・イグレシアスにボールを押し込まれている。

後半、バルセロナはセットプレーの流れからミンゲサがシュートを打つも、GKジョエルの好守に阻まれる。クーマン監督は57分に交代カードを切り、ピャニッチとリキ・プッチをトリンコン、そしてメッシに代えた。

すると59分、メッシがファーストシュートでいきなりゴール。デンベレのパスをペナルティーエリア手前右で受けた背番号10は、ベティスDF陣の寄せが甘いこともあり、スムーズなモーションによって左足を強振。地を這うボールが枠の右隅に収まっている。

バルセロナの反撃は収まらず、68分にまたもメッシがゴールを導いた。彼の意表を突くスルーパスからJ・アルバがペナルティーエリア内左に侵入して、グラウンダーのクロスを送る。詰めていたグリーズマンは押し込むことができなかったが、意図せず後ろに蹴ってしまったボールがそこにいたビクトール・ルイスに当たって、オウンゴールを誘発した。

メッシ登場から鮮やかにリードを得たバルセロナだが、それも束の間のことだった。75分のベティスのフリーキック、フェキルが送った精度の高いクロスからビクトール・ルイスがヘディングシュートを突き刺し、スコアは再びタイに戻る。クーマン監督は失点の3分後にブスケッツをユムティティに代えて、デ・ヨングを1列上げている。

終盤、カナレスらを投入したベティスに押し込まれる場面もあったバルセロナだったが、ユムティティやテア・シュテーゲンの好守もあって失点せずに切り抜けると、87分に劇的な勝ち越し弾を獲得。メッシがペナルティーエリアに入り込むデ・ヨングに浮き球を送り、こぼれたボールからトリンコンがミドルシュートを突き刺した。

バルセロナは再び得た1点のリードを今度こそ守り切り、ラ・リーガ6連勝を果たして今節も2位を維持。2試合消化が少ない首位アトレティコ・マドリーとの勝ち点差を暫定で7に縮めた。