バルセロナの次期会長候補であるビクトル・フォント氏は、リオネル・メッシの退団を危惧している。

先日のチャンピオンズリーグ準々決勝で歴史的な敗戦を喫したバルセロナ。その後ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は改革を宣言し、すでにキケ・セティエン前監督やエリック・アビダルSDを解任。新たにロナルド・クーマン氏を新監督に迎えた。

しかし、依然としてメッシの状況は不透明なまま。スペイン『RAC1』によると、クラブのプロジェクトに疑問を持つ主将は20日に休暇を中断してクーマン新監督と会談を行ったという。だが、現時点では残留よりも退団に目を向けていると伝えたようだ。

現実味を帯びるメッシの退団。来年行われる会長選に立候補しているフォント氏は『スポルト』に対し、もし主将がクラブを去ることになれば「悪夢だ」と語っている。

「リスクがあると思っているし、そうなれば悪夢だ。メッシはクラブにとって不可欠な存在であり、歴史の中で最も重要な選手だ。メッシとバルサの関係は、彼が引退した後でも続けなければならない。このクラブ、そして世界中の象徴となるべきなんだ」

なおフォント氏は、以前に「クーマンとバルサが3冠を達成することを心から願っている」としつつも、「私のプロジェクトの中心は、シャビだ」と自身が会長になった場合は指揮官交代を行うと示唆。また、自身のプロジェクトの中心に置きたい選手を現政権が放出してしまうことを危惧していた。

「2021年のテクニカルディレクターや監督が、例えばルイス・スアレスや(ジェラール)ピケのような選手に信頼を置いているのに、クーマンらが売却してしまったとしたらどうなる? それは腑に落ちない。もっと視野を広げるべきだ。今日だけでなく明日のことも考え、FCバルセロナにとって何がベストなのかを考える必要がある」