元ユヴェントス指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ氏が、トリノダービーの行われた3日にユヴェントスのアンドレア・アニェッリ会長と接触したようだ。イタリア紙『イル・ジョルナーレ』が報じた。

アッレグリ氏は、2014年から5シーズンにわたってユヴェントス指揮官を務め、5年連続でスクデットを獲得したほか、チャンピオンズリーグ(CL)において2回の決勝進出を果たすなど、輝かしい成績を収めた。2019年夏の退任後は長期の休養を取って第一線から退いているが、先日、『スカイスポーツ』のインタビューで来シーズンの復帰を示唆。その動向が注目されている。

そんな中、アッレグリ氏と古巣ユヴェントスのアニェッリ会長の接触が報じられた。イタリア紙のトニー・ダマシェッリ記者は、2人がトスカーナ州にある会長の別荘において、トリノダービーを共に観戦したことを伝えつつ、ユーヴェ会長が成績不振の指揮官の交代を検討している可能性を示唆した。

「アンドレア・ピルロのキャリアの今後は分からない。しかし私は、マッシミリアーノ・アッレグリが昨日、フォルテ・デイ・マルミでダービーをテレビ観戦したことを知っている。アンドレア・アニェッリの来客としてね。ユーヴェ会長は、感情で判断していたら、前へ進めないことに気づき始めた。ピルロはピッチにおいてマエストロであったが、ベンチにおいては臨時監督にもなれない」

「ダービーでの引き分けは、チーム内の混乱を改めて証明した。アッレグリは緊急事態の臨時監督になり得るかもしれないが、アニェッリがピルロとの友情を裏切ることは難しい。ただ、ナポリ戦が技術的および財政的な凋落と失敗を回避するための最後のチャンスになるだろう」

ユヴェントスは今シーズン、指導者としてのキャリアがないOBのピルロを指揮官に抜てき。前人未到のセリエA10連覇を目指した。しかし成績は低迷し、リーグ優勝が絶望的となったほか、チャンピオンズリーグ出場権の確保も危うくなり、指揮官交代劇の憶測は絶えない。先日のインタビューにおいて、「ユーヴェには愛着を感じている。負けるのを見るのは残念だ」などと話していたアッレグリ。今後の動向は注目されるところだ。