イタリア人指揮官のマルチェロ・リッピが、イタリア紙『レプブリカ』のインタビューに応じ、古巣ユヴェントスについて自身の見解を示した。

ユヴェントスは12日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦のセカンドレグでアトレティコ・マドリーをホームに迎える。ファーストレグを0-2で落としており、劣勢に立たされているユヴェントスだが、過去2度にわたってユーヴェを指揮した経験を持つ名将リッピが自身の考えを語った。

「ユヴェントスは終わっていない。安易に終わったと考えている者はユーヴェを知らない。ユーヴェはある意味、不死身だ。特に手負いのときはね。落ち着いて展開を見守り、どんな結果に終わるのか見てみよう。このチームはベテラン選手で構成されており、全員が苦しい時間帯をどのように乗り切るかを心得ている。ユーヴェは試合をあきらめず、高い注意力を保って耐え忍べば、ゴールは生まれるはずだ」

■5年間でCL決勝2度経験の指揮官を信頼

アトレティコとの第1戦の結果から、指揮官マッシミリアーノ・アッレグリの采配に疑問の声が上がったが、リッピはユーヴェ指揮官を擁護した。

「良いプレーを証明する最善の方法は勝利すること。それ以外はおしゃべりに過ぎない。アッレグリは5年間でスクデットを5回獲得し、CL決勝を2回経験した。その進退を問うなど狂っている。みんなは勝つことが簡単なことだと思っているだろう。CLにはヨーロッパの強者が集まる。細部の詰めが1つ足りないだけで、終わってしまう。それに運も多少必要だ。ユーヴェは運に恵まれないことが何度かあった。誰も忘れていないと思うが、昨年はレアル・マドリーのホームである(サンティアゴ)ベルナベウにおいて、3-0で勝利するところ(最終スコアは3-1)だった。これはアトレティコも知っていることだろう」

最後にイタリア人指揮官は、悲願のCL制覇を目指すユヴェントスにエールを送った。

「私が未だにユヴェントスをCL優勝へ導いた最後の監督であることに飽き飽きしている。6月にもCLトロフィーをトリノで見られることを願っているよ」