2日のラ・リーガ第34節、ヘタフェは敵地ラ・セラミカでのビジャレアル戦に臨み0-1で敗れた。MF久保建英は83分から2試合ぶりの出場を果たしている。

前節ウエスカ戦でアグレッシブかつフィジカル的、つまりは肉弾戦上等の堅守速攻スタイルに立ち返って、2-0の勝利を収めたヘタフェ。今季残り5節、ボルダラス監督はこのフットボールに賭ける覚悟を固めているのだろう。この試合でも両サイドハーフはククレジャ、ニョムという本職サイドバックの選手たちが務め、そのフットボールに変化を加えるべく冬の移籍市場でビジャレアルから加入した久保(バルセロナから加入のアレニャーも)は、またもベンチに追いやられている。

試合は予想通りの展開。ビジャレアルがボールを保持して後方から丁寧に攻撃を構築し、バージョンを戻したヘタフェがその強靭なプレッシングからカウンターを狙っていく。より激しく、頻繁にゴール前まで攻め込んだのはヘタフェだったが、決定機を迎えたのはビジャレアル。カプエが枠を捉えたシュートを放ち、しかしこれはGKソリアのセーブに遭った。

スコアレスのまま迎えた後半、ハイメ・マタのオフサイドによるゴール取り消しなどあったヘタフェは、先制点を決めるべく68分にイグレシアスをアレニャー、77分にエネス・ウナルをアレニャーに代える。だが、先にスコアを動かしたのはビジャレアルだった。79分、後方からのロングボールによる展開から、途中出場のジェレミ・ピノがシュートを決め切った。

ビハインドを負ったボルダラス監督は83分、アランバリとの交代で久保を投入。日本人MFは4-4-2の右サイドハーフを務め、そこに位置していたアレニャーがアランバリの代わりに2ボランチの一角となった。久保はボールを持てば積極的にドリブルを仕掛けてゴールを目指したが、守備にプライオリティーを傾けるビジャレアルを相手に大きな効果を挙げることができない。結局、ヘタフェは同点に追いつくこともできず、試合終了のホイッスルを迎えている。

連勝を逃したヘタフェは勝ち点34で15位に位置し、降格圏18位ウエスカとの勝ち点差は4まで狭まった。3試合ぶり勝利のビジャレアルは、勝ち点52で6位につけている。