かつて“悪童”として名を馳せたジョーイ・バートンが、現役時代に対峙した相手の中で「最高の選手は(ルカ)モドリッチだ」とクロアチア代表MFを称賛している。

バートンはフランス『レキップ』のインタビューを通じ、2018年度のバロンドール受賞者について賛辞を贈った。

「俺は現役時代、数々の素晴らしい名手と対戦してきた。(パトリック)ヴィエラ、(エマニュエル)プティ、(スティーヴン)ジェラード、(ロイ)キーン、(ポール)スコールズ、(フランク)ランパード、(クロード)マケレレ、(マイケル)エッシェン……。挙げていったらキリがないな。だけど中でも最高の選手はモドリッチだ」

「何度か対峙する機会があって、アイツは戦うごとに大きな成長を遂げているとわかったんだ。トッテナムにいた最後のシーズンは“レアル・マドリーに行っても十分にやれるだろうな”とまで感じていたよ」

同僚として最高だったのは誰かと問われると「それはもう(ニコラ)アネルカだな。アイツはピッチ上では驚異的だった。普段はやさしいうえに、あまりしゃべるタイプではないから、会話にエネルギーを使わなくていいのも利点だった」と述べている。

また、バートンはマルセイユに在籍した12−13シーズンについても回顧。イギリスで生まれ育った英国人にとって、初の国外移籍となったマルセイユでの1シーズンは苦労を伴った模様だが、指揮官とのコミュニケーションはとりわけ大変だったようだ。

「当時、監督のエリー・バウが何を言っているのかわからなかったんだ。何かを自分に訴えかけているけど、発音がおかしくて全然聞き取れなくてね。すると彼は“英語だよ英語!今、英語で話しているのにわからないのか?”と言ってきてね。それがわずかに理解できた言葉だった。どうやら監督は俺に英語で話しかけていたらしいんだが、さっぱりわからない言語になっていたよ。理解することをあきらめ“OK!OK、了解したよ!”って返したんだ。なんかチームのみんなもバウ監督のアクセントはおかしいと思っていたみたいなんだ。俺はフランス語を話せないよ。だけど実はバウ監督もフランス語さえ満足に話せないんじゃないかな」