ユヴェントスの新指揮官アンドレア・ピルロについて、元イタリア代表FWのジャンフランコ・ゾラ氏が見解を示した。イタリア紙『コリエレ・デラ・セーラ』が伝えている。

ユヴェントスは今夏、チャンピオンズリーグ敗退後にマウリツィオ・サッリを解任。後任には、7月末に下部組織U-23で指導者としてのキャリアを歩み出したばかりだったOBピルロを抜てきした。選手として偉大なキャリアを築いたが、監督としては未知数のピルロ氏。まもなく1週間後に開幕するセリエAにおいて、イタリアを代表するビッグクラブでどのような舵取りしていくのか注目が集まる。

そんな中、かつて2008年にウェスト・ハムで監督デビューを飾ったゾラ氏が自身の見解を示した。ピルロの立場を理解しつつ、その活躍に期待を寄せた。

「私も監督経験がないままにウェスト・ハムへ行ったので、それが何を意味するかを理解している。しかし彼はカンピオーネ(王者)であり、ゲームに関する知識は人よりも優れていた。もちろん監督という役職においては、別の才能も必要になるので、ピルロはスタッフの助けを借りることになる」

「(パオロ)ベルテッリコーチは絶対的な付加価値になるだろうし、(アシスタントコーチのイゴール)トゥドールも重要な存在になるだろう。アンドレアは急いで成長しなければならない。彼を選択したことは非常に勇気のいる決断だったと思うが、これが天才的な一手に化ける可能性はある」

またゾラ氏は、2018-19シーズンにチェルシーでタッグを組んだサッリについて言及。ユヴェントスで指揮を執ることの難しさを指摘した。

「彼のことは少し残念だ。チェルシーでは1年間、一緒に働いたが、私にとって非常に重要だった。マウリツィオとも話をしたが、ユヴェントスは非常に要求の多いクラブ。時には勝利するだけでは不十分なこともあり、多くの要件が求められる」