鹿島アントラーズは21日、Jリーグの「スマートスタジアム推進事業」の一環として、鹿島のホームスタジアム・県立カシマサッカースタジアムを「高密度Wi-Fi」化すると発表した。このサービスは、22日に行われる『明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017』のセビージャ戦から提供される。

Jリーグにおけるスマートスタジアム化は、ベガルタ仙台のホーム・ユアテックスタジアム仙台に続き2例目。また、カシマスタジアムには国内のスタジアムでは最多となる455のWi-Fiアクセスポイントが設置され、3万人を超えるような状況でも快適なネット環境を楽しむことができる。

この発表記者会見に、鹿島のCRO(クラブ・リレーションズ・オフィサー)である中田浩二氏が登壇。中田CROは「サッカーのことなら、スラスラしゃべれそうなんですけれども」と冗談で場を和ませつつ、鹿島のSNSにおける取り組みを説明した。

「鹿島はフェイスブック、ツイッター、インスタグラムを運用しており、フォロワーの数は、5万、28万、3万となっております。フェイスブックではファンとのストーリー共有を重視。今季は新たに試合後のスタジアムからの選手インタビューもトライアルとして手掛けました。ツイッターはより多くのライトファン層を捉えており、リアルタイムでさまざまな情報を発信しています。インスタグラムはクラブのブランディングを意識したメディアで、ビジュアルによるブランドイメージを表現しています」と、SNSごとの役割を解説する。

さらに、試合映像を使えるようになったことを踏まえ、「前節の映像を振り返りながらホームゲームに向けた選手の意気込みなど、サポーターも盛り上げられるような選手インタビュー」を配信できるようになったと、デジタル面での取り組みを紹介。こうした取り組みが「高密度Wi-Fi」化により、さらに加速すると説明する。それが「アントラーズWi-Fi」だ。

中田CROは「アントラーズWi-Fiの魅力は、Wi-Fiにつないだ人だけが楽しめる『アントラーズWi-Fiポータル』です」と力説する。このサービスでは、選手インタビューや解説などの動画配信、スタジアムグルメ情報などが提供されるほか、新たな試みとしてDAZNの無料配信も行われる。

この点について中田CROは「スタジアム来場者だけが見られるもので、鹿島の試合とJリーグゾーンの2つのコンテンツのみ、試合日に視聴できます。ハーフタイム中に前半の映像を振り返ったり、ゴールシーンをもう1度見たりといった楽しみ方も想定しています」と説明した。