■プレミア第9節 チェルシー 4-2 ワトフォード

チェルシー:ペドロ(11分)、バチュアイ(71分、90+4分)、アスピリクエタ(87分)
ワトフォード:ドゥクレ(45+3分)、ペレイラ(49分)

イングランド・プレミアリーグは21日に第9節が行われ、チェルシーはワトフォードと対戦した。

現在リーグ戦2連敗中のチェルシー。ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ・ローマ戦も3−3の引き分けに終わり、公式戦は3試合未勝利となっている。カンテがケガで不在の中盤では、セスクとバカヨコがコンビを組んだ。2シャドーには、エースのアザールとペドロが入り、1トップはモラタがつとめている。

一方、前節アーセナルを逆転で下し、4位につけているワトフォード。前年度王者との一戦では、5バックを敷いて臨んだ。

試合は序盤に動く。11分、ショートCKからエリア外で受けたペドロがダイレクトでシュートを放つ。きれいな子を描いたボールは、ポストにあたって枠に収まった。背番号11の美しいゴールは、チェルシー112年の歴史なかで、全公式戦を通じて8000ゴール目となった。

その後も勢いに乗るチェルシーは、セスクがGKとの一対一を迎えるが、ループシュートは読まれてしまった。24分には、先制弾のペドロがミドルシュート。これも枠を外れてしまったが、先制したチェルシーがゲームを支配していく。

しかし、このまま前半終了かと思われたロスタイムに、ワトフォードが追いつく。ロングスローのこぼれ球を、ドゥクレがダイレクトシュート。これがニアサイドを抜き、アウェイチームが追いついた。前半は1−1で折り返す。

後半立ち上がり、ワトフォードが追加点を挙げる。49分、中盤でボールを奪ってカウンターを発動。左からのクロスが入る場面で、エリア内でディーニーがフリーランで相手を引きつけると、エリア内でフリーとなったていたペレイラが難なく決めた。リーグ2連敗中の王者が苦境に立たされる。

波に乗るワトフォードはその直後にも決定機。エリア内でフリーとなっていたリシェイリソンが頭で合わせる。しかし、このビッグチャンスを決めきることができなかった。

劣勢のチェルシーは、61分にケガ明けのモラタに替えてバチュアイを投入。追加点を目指して攻撃の圧力を強める。対するワトフォードは、64分にアクシデント。逆転弾を挙げたペレイラが、足を負傷してピッチを後にした。69分、追いかけるチェルシーはマルコス・アロンソを下げてウィリアンを投入。ペドロを右WBに下げる攻撃的な布陣でゴールを狙いに行く。

すると71分、ついに同点弾が生まれる。右サイドの崩しから、ペドロがクロスを入れると、走り込んだバチュアイが頭で合わせてネットを揺らした。その後も、ゴールを決めたバチュアイを中心にゴールに迫るチェルシーだが、なかなか逆転弾が奪えない。

しかし87分、攻め続けたチェルシーに勝ち越し弾が生まれる。右サイドからのウィリアンのクロスに、相手DFが懸命にクリアを試みるも、少し触ったボールは後ろへ。これをアスピリクエタが頭で決めた。スペイン代表DFの今季初ゴールで、ついにホームチームが勝ち越す。そして後半アディショナルタイムには、バチュアイが再びゴールを奪った。

試合はそのまま終了。チェルシーがリーグ戦の連敗を2でストップし、記念すべき試合をなんとか勝利で終えた。