ミランのパオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)が2日、イタリアメディア『ANSA』のインタビューに応じて今月末に契約満了を迎えるGKジャンルイジ・ドンナルンマについて言及した。

今シーズン終了後に契約切れとなる22歳のミランの守護神ドンナルンマ。契約延長交渉の進展がないまま、9日には移籍先候補の1つとされるユヴェントスとの直接対決を迎える。

そんな中、『スカイスポーツ』の報道によれば1日にウルトラスの一団がミラネッロ練習場の外でドンナルンマと接触。チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いを左右するユヴェントスとの決戦までに契約にサインしないのであれば、出場を見送るよう求めたという。『コリエレ・デラ・セーラ』は、ミランGKは要求が拒否した一方で涙していたとも報じている。

ミランTDのマルディーニ氏は、インタビューに応じて契約問題について自身の見解を示した。

「どの選手がプレーし、契約を更新するかについて、ミラン外部の者は誰ひとりとして決定を下すことはできない。これを堅く強調することは重要であると考える。ピッチに関する選択は監督が決め、契約問題はクラブが担当する。所属選手全員が徹底したプロフェッショナル精神を持っていることも強調したい。契約切れとなる選手に関しても努力や献身性を欠いたことは一度もない」

また、ミランTDはドンナルンマだけでなくMFハカン・チャルハノールも含め、シーズン中の契約延長交渉を凍結することを明かしつつウルトラスの行動に苦言を呈した。

「この瞬間からすべての契約延長交渉をシーズン終了まで凍結する。チームがリーグ戦に集中できるようにするためだ。我々はこの間も所属選手へのサポートを続ける。これまで模範的な態度でチームを支えてきてくれたミランのファンのみなさん、選手たちは現在、シーズン終盤の決定的となり得る試合へ向けて穏やかに集中して臨む必要がある。土曜日の午前中にドンナルンマに起きた出来事はチームの助けにならない」