24日のチャンピオンズリーグ・グループG第4節、バルセロナはアウェーでのディナモ・キエフ戦に4-0で勝利した。

前試合アトレティコ・マドリー戦に0-1で敗れ、ラ・リーガでは優勝から遠ざかっているバルセロナ。反対にここまで3連勝と好調を維持するCLで、クーマン監督は今回、負傷離脱中のブスケッツ、ピケ、アンス・ファティ、アラウホ、セルジ・ロベルトのほか、フレンキー・デ・ヨング、メッシを招集外としている。グリーズマンもベンチに置いて、スタメンにはGKテア・シュテーゲン、DFデスト、ミンゲサ、ラングレ、ジュニオール、MFピャニッチ、アレニャー、トリンコン、ぺドリ、コウチーニョ、FWブライトバイテをきようしている。

完全に戦力を落としたバルセロナは前半、ボールこそ保持するものの決定機を築くまでには至らない。アタキングサードでの連係不足、崩しのスピードの遅さはあまりに顕著で、1トップを張るブライトバイトにほとんどボールを出すことができなかった。前半はスコアレスのまま終了。バルセロナのシュート数は、わずか3本(枠内1本)にとどまっている。

攻撃のチグハグさが目立っていたバルセロナだが、後半開始から噛み合い始めて52分に先制点を記録。ピッチ中央でデストがぺドリ、ぺドリがブライトバイテと縦にボールをつないでいき、最後にブライトバイテの縦パスを受けたデストがネットを揺らした。ようやくスコアを動かしたバルセロナはさらに57分、セットプレーから2点目も獲得する。アレニャーの右CKから、ニアのミンゲサが頭でボールを後方に送り、これをブライトバイテが押し込んだ。

クーマン監督は65分に交代カードを切り、ラングレ、ピャニッチ、コウチーニョとの交代でジョルディ・アルバ、リキ・プッチ、グリーズマンを投入する。そしてその3分後には、ジョルディ・アルバのクロスに頭で合わせたブライトバイテがファウルを受けてPKを獲得。デンマーク代表FW自身がキッカーを務め、この試合2点目を決めた。

クーマン監督はその後、ぺドリ、トリンコンもピッチから下げて“幽霊選手”として話題となっていたマテウス・フェルナンデス、さらにはBチームのコンラドをデビューさせる。終盤になってもバルセロナは相手陣地でボールを回し、アディショナルタイムにはJ・アルバがグラウンダーのクロスからグリーズマンが今季CL初得点を決めて4点目。前半こそ苦戦したバルセロナだったものの、後半にその地力を見せつけて、終わってみれば快勝で勝ち点3を獲得している。

グループGのもう1試合、ユヴェントス対フェレンツヴァロシュは 1-1のドローで終了。この結果、同グループの順位は首位バルセロナ(勝ち点12)、2位ユヴェントス(勝ち点7)、3位フェレンツヴァロシュ(勝ち点2)、4位ディナモ・キエフ(勝ち点1)となり、全勝を貫くバルセロナが決勝トーナメント進出を決めている。