日本から遠く離れたイタリアの地でJリーグ情報を発信しているイタリア人マリオ・ペルセガーニ氏について、イタリア紙『コリエレ・デラ・セーラ』が特集を組んで紹介している。

ペルセガーニ氏はミラノ近郊のクレモーナに住む49歳。過去には新聞雑誌販売店などで働いていたが、日本のサッカーに魅了され、4年前からイタリアで唯一の日本サッカー情報サイトを運営している。セリエAではジェノア、プレミアリーグではニューカッスル、Jリーグでは東京ヴェルディのファンだと言うペルセガーニ氏だが、週末に5〜6試合を観戦しながらメモを取り、毎週火曜日にサイトを更新している。サイトの訪問者はイタリアやフランス、スペインなどヨーロッパだけにとどまらず、ブラジルやメキシコ、米国などからもアクセスがあり、想像以上の成功を収めているという。

日本サッカーへの情熱は、父アウレリオ氏と通じて生まれた。アウレリオ氏はイタリア特産のチーズ、グラナ・パダーノの宣伝のため日本を訪れるたびに新聞をお土産として息子にプレゼントしていた。「日本語は話せない」というペルセガーニ氏だが、新聞に掲載された選手の写真を見て楽しむ中で、日本語の読み方も独学で学んだという。

■セリエA移籍に推す日本人選手は?

「元ドルトムントのカガワ・シンジ(香川真司)やカタールのショウヤ・ナカジマ(中島翔哉)」など日本人のほぼ全選手を知り尽くし、J1は「面白い」が、J2の方に「夢中になっている」とコメントしているペルセガーニ氏。セリエAでは、2018年1月に長友佑都がインテルを退団して以降、日本人選手は不在となっているが、イタリアで通用するであろうJリーガー2選手を挙げた。

「イタリア移籍の準備ができている2選手を挙げる。1人目は浦和レッズのケンユウ・スギモト(杉本健勇)。1992年生まれで身長が高く、技術も良い万能なFWで、200万ユーロ(約2.5億円)ほどで獲得できる。もう1人は北海道コンサドーレ札幌のムサシ・スズキ(鈴木武蔵)。素晴らしい技術を持つ25歳FWだ。移籍金は100万ユーロ(約1.3億円)を切っており、お買い得だ」