■リーガ第17節 レアル・マドリー 0−3 バルセロナ

バルセロナ:スアレス(54分)、メッシ(64分)、A・ビダル(82分)

23日にリーガエスパニョーラ第17節が行われ、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでバルセロナと対戦した。

過去ベルナベウで行われたリーガにおけるクラシコでは、マドリーが52勝15分け20敗。その87試合でマドリーが181得点、バルセロナが106得点を挙げており、今回のクラシコでも打ち合いの展開が予想された。

ジダン監督はこの一戦でコバチッチをサプライズ起用する。イスコとベイルがベンチスタートとなり、GKケイロール・ナバス、DFマルセロ、S・ラモス、ヴァラン、カルバハル、MFカセミロ、コバチッチ、クロース、モドリッチ、FWベンゼマ、C・ロナウドが先発でピッチに立った。

一方、バルベルデ監督は固定のメンバーで立ち向かう。GKテア・シュテーゲン、DFアルバ、ヴェルメーレン、ピケ、S・ロベルト、MFブスケッツ、パウリーニョ、ラキティッチ、イニエスタ、FWメッシ、スアレスが4−4−2で配置された。

マドリーは2分、クロースのCKにヴァランが頭で合わせ、ファーに流れたボールをC・ロナウドがヘディングで叩く。ゴールしたかに見えたが、オフサイドで取り消される。

マドリーの前線からのプレスに苦しんだバルセロナだが、29分に決定機を演出する。メッシのロビングパスに、裏へと走り込んだパウリーニョがスライディングボレー。GKナバスが鋭い反応を見せ、マドリーを救う。

直後の31分、今度はマドリーがチャンスをつくる。カウンターから、左サイドでボールを受けたC・ロナウドがワンフェイントから左足を振り抜く。ここはGKテア・シュテーゲンが好セーブで応じた。

マドリーは41分、時間が経つにつれ攻撃参加の回数が増えたマルセロが、アーリークロスを放り込む。中央でベンゼマがヘディングを合わせたが、ボールは無情にもポストを叩いた。

均衡が崩れたのは、54分だった。中盤で前を向いたラキティッチが、ドリブルで持ち込んでから右サイドのS・ロベルトに展開。S・ロベルトのワンタッチのクロスを、スアレスが右足で蹴り込んでGKナバスを破った。

バルセロナの勢いは止まらない。62分、ゴール前の混戦からスアレスが放ったシュートをGKナバスが弾く。こぼれ球をメッシが頭で押し込んだが、これをカルバハルがハンドで止めてバルセロナにPKが与えられる。カルバハルはレッドカードで退場となった。メッシがこのPKを成功させ、今季公式戦19点目(リーガ15点目)をゲットした。

マドリーは65分、ベンゼマに代えてナチョを投入する。72分にはコバチッチとカセミロを下げ、ベイルとアセンシオをピッチに入れた。すると77分、モドリッチのクロスにベイル。だが右足のシュートはまたしてもGKテア・シュテーゲンの好セーブに阻まれる。

マドリーは83分、クロースが上げたセンタリングがこぼれたところにS・ラモスが現れ、ゴールエリア左角から左足で強烈なシュートを放つ。しかし、ここでもGKテア・シュテーゲンが立ちはだかり、バルセロナの失点を防ぐ。

終盤猛攻を仕掛けたマドリーだが、逆にバルセロナがアディショナルタイムに途中出場のA・ビダルのゴールで加点して宿敵を突き放した。首位バルセロナ(勝ち点45)、4位マドリー(未消化1試合・勝ち点31)の勝ち点差は暫定ながら14ポイントまで広がり、バルセロナがリーガ優勝に向けて大きく前進している。