キケ・セティエン前監督が、バルセロナとの契約について法的措置を講じる意志を明確にする声明を発表した。

現地時間8月14日に行われた昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でバイエルンに2-8で大敗したバルセロナは、その2日後にセティエン前監督の解任を発表している。今年1月14日に指揮官に就任し、ポゼッションサッカーでの立て直しも期待されたが、ショッキングな形でクラブを後にすることとなった。

その後、ロナルド・クーマン新監督を招聘しているバルセロナだが、セティエン前監督は17日に声明を発している。

「私たちは様々な要求をしてきたが、バルセロナの役員会は1カ月間完全に沈黙していた。昨日(現地時間16日)まで(解雇について)クラブからの最初のオフィシャルな連絡を受けておらず、それもブロファックス(スペインの内容証明郵便)を介してのものだった。その通信によって、2020年1月14日にサインされた雇用契約を履行しないという明確な理事会の意図が明らかになっている」

なお、この声明はコーチングスタッフだったエデル・サラビア氏、ヨン・パスクア氏、フラン・ソト氏の代表としてのものでもある。セティエン前監督は、この3名にはバルセロナで新たな役割が与えられると通達されたことを明かした。

「私のケースにおいては、クラブと会長は8月17日に即日で私を解雇すると広く公に発表した。しかし、彼らが初めて私に解雇の公式通信を送ってきたのはほぼ1カ月後の昨日、9月16日だった。何のケリもつかないままにだ。残りのコーチングスタッフには昨日、驚くべきことにクラブ内での大幅な配置転換の対象となると伝えられた」

一連の問題点を挙げたセティエン前監督は、最後に「上記をすべて踏まえて、私たちは弁護士の手に契約の解決を委ねる必要性を感じている。適切な法的措置を講じなければならない。これらはすべて、私たちの権利を守り、当時にバルセロナと合意していたことを守ることを目的としている」と法廷で争うことを表明した。

衝撃的な2019-20シーズンの幕切れ後、FWリオネル・メッシが退団希望を通達した件に関しても泥沼化が伝えられたバルセロナ。メッシが『Goal』の独占インタビューで残留を表明したことでその問題は当面は解決しているが、また新たな困難が表面化した。