ブンデスリーガ昇格組アルミニア・ビーレフェルトのサミル・アラビSD(スポーツディレクター)は、日本代表MF堂安律の獲得はクラブ内の連携が機能する証のようだ。ドイツ誌『キッカー』で語っている。

2部の首位として久々に1部に復帰したビーレフェルトは、開幕節では敵地でフランクフルトと1-1と引き分けると、第2節ではホームに迎えたケルンを1-0で撃破。第3節のブレーメンとのアウェーマッチこそは0−1で辛くも落とすも、序盤から残留争いに巻き込まれると予想されていたチームとしては上々なスタートを切っている。

アラビSDも「我々はこの立ち上がりにとても満足している」と言及。「自分たちの力を最大限に出せれば、どの試合でもこのリーグで十分通用することを示せた一方で、4ポイントを獲得し、良いフィーリングを持って今後の数週間に臨むことができるからね」と振り返った。

『キッカー』のインタビューではドイツ国内で高い評価を受けている今夏の補強について問われた同SDは、「そういう称賛は自分だけではなく、スカウティング部、コーチ陣、強化部の協力関係が機能している結果に対する言葉として受け止めたい。特に予想外の機会が訪れたとき、このような連携が非常に大事となるものだ」と返し、次のように説明した。

「例えばリツ・ドウアンのケースのようにね。彼の獲得が可能かもしれないという情報をつかんだ際、意思決定に至るまでの時間が短いことが非常に役立った。既に何度も視察し、彼に関する正確な知識を得ていたのだから素早いアクションが取れた」

レンタルとは言え、オランダの強豪PSVから現日本代表MFを獲得したビーレフェルト。アラビSDは選手の能力及びチームの需要を把握した上での、強化部長としてのネットワークを活用した補強だったことを明かしていた。