ドイツメディアでは先日、ボルシア・ドルトムントがレッドブル・ザルツブルク率いるジェッシ・マーシュ監督の招へいを検討している可能性が報じられた。クリストフ・フロイントSD(スポーツディレクター)は、それらの報道をザルツブルクに対する評価として受け取っているようだ。

バイエルン・ミュンヘンとの大一番を落とし、ブンデスリーガ優勝が絶望的となったドルトムント。それを受け、ドイツ誌『シュポルト・ビルト』は先日、クラブがルシアン・ファーヴル監督を更迭し、その後任としてザルツブルクで指揮を執るマーシュ監督をリストアップしていると伝えていた。

オーストリア『スカイ』でその報道について問われたフロイントSDは、「あれほど大きなクラブが、またうちの監督に関心を抱いていると噂されるのはいいこと」と返答。一方で、「ジェッシは長期にわたる契約を結んでおり、これに関する決定権は明確にうちにある」と強調すると、「我々は一切話しかけられていない」とも付け足した。

同SDは続けて「我々が優秀な監督を選んできた証だ。(現ボルシア・メンヒェングラットバッハの)マルコ・ローゼも以前はさほどビッグネームではなかったし、(現フランクフルトの)アディ・ヒュッターも素晴らしい仕事をしている。(現ヴォルフスブルクの)オリバー・グラスナーは我々の下でアシスタントを務めていた」と指摘。「そしてジェッシもすでに評価を高めている。私はこれらをクールなストーリーと考える」とも話している。

近年ザルツブルクからはノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(ドルトムント)や日本代表FW南野拓実(リヴァプール)を始めとする数多くの選手たちが国外のクラブにステップアップ。監督も飛び立っていく同クラブだが、少なくとも今夏のマーシュ監督の退団は許さない構えのようだ。