現地時間4日、イングランド・プレミアリーグは第4節が行われ、マンチェスター・ユナイテッドはホームのオールド・トラフォードにトッテナムを迎えた。

今季ここまで2試合を戦って1勝1敗のユナイテッドと、3試合を戦って1勝1分1敗のトッテナム。開幕スタートに成功したとは言い難い両者だが、互いに新戦力の補強も進んでおり、ここで強豪を叩いて勢いを付けたいところ。

すると開始わずか1分、ブルーノ・フェルナンデスのパスに抜け出したマルシャルがダビンソン・サンチェスに倒されてPKを獲得。これをB・フェルナンデスがゴール右へと沈め、開始早々にユナイテッドが先制する。

これでホームチームが一気に主導権を握るかと思われた4分、左サイドのスローインからケインがバックヘッドでエリア内に流すと、マグワイアが頭でGKに戻そうとするも中途半端になり、反応したラメラが粘ってゴール前でこぼれ球に。最後はエンドンベレが押し込み、トッテナムがあっさりと同点に追いつく。

さらに7分、高い位置でケインがファールを受けると、すぐさまリスタートで前線にスルーパスを送る。これに抜け出したソン・フンミンがスピードでDFを振り切り、そのままゴール右へと決めてトッテナムがあっという間に逆転する。

逆転を許したユナイテッドは20分、ポグバからのパスを受けたB・フェルナンデスのスルーパスに抜け出したラッシュフォードがDFのタックルをやり過ごしてから右足でフィニッシュ。しかし、これは左のポストを直撃する。

25分からはトッテナムが怒涛の攻撃を披露。まずはラメラのロングパスに抜け出したソン・フンミンがGKデ・ヘアと1対1に。しかし、ドリブルが大きくなってしまい、ここはデ・ヘアが難なくキャッチする。26分には、ケインのサイドチェンジに抜け出したオーリエがエリア内右で切り返し、左足でシュート。しかし、これはGKデ・ヘアがはじく。

その後もトッテナムの攻勢が続く中、28分に得たCKの競り合いの際にラメラの顔をはたいてしまったマルシャルにレッドカードが提示され、ユナイテッドは10人での戦いを余儀なくされる。

1点ビハインドな上に数的不利の状況に陥ったユナイテッドを尻目に、トッテナムは30分、自陣ペナルティーエリア内で繋ごうとしたユナイテッドに対し、プレスをかけて高い位置でボールを奪うと、ソン・フンミンの折り返しをケインが決めて3-1と突き放す。

1人少ないユナイテッドにとっては2点差が重く圧し掛かるが、トッテナムは攻撃の手を緩めない。37分、シソコのサイドチェンジから、ペナルティーエリア右で受けたオーリエの折り返しを、ニアサイドに走り込んだソン・フンミンがGKデ・ヘアの股を抜くシュートでネットを揺らし、スコアを4-1とした。

後半、3点を追うユナイテッドはB・フェルナンデスに代えてフレッジ、マティッチに代えてマクトミネイを投入。一方のトッテナムもラメラに代えてルーカス・モウラを投入する。

ユナイテッドとしてはこれ以上失点を与えずに、まずは1点を返すことが重要となるが、次の1点を奪ったのはまたしてもトッテナム。51分、ルーカスの落としを受けたホイビュルクがダイレクトでスルーパス。エリア内右に走り込んだオーリエがピタリと収めると、そのままゴール左へと突き刺し5点目を挙げる。

68分、ユナイテッドがグリーンウッドに代えてファン・デ・ベークを投入すると、トッテナムもエンドンベレに代わってデレ・アリを投入。さらに73分にはソン・フンミンに代えてベン・デイヴィスを投入したトッテナムは77分、カウンターから左サイドを抜けたベン・デイヴィスがエリア内に切り込んだところでポグバに倒されてPKを獲得。これをケインが豪快に決めて6-1とさらにリードを広げる。

ユナイテッドはこの状況でも前からプレスに行こうとするものの、パスをつなぐトッテナムは冷静にいなして時間を使いながら、さらに点を取る姿勢も崩さない。金曜日に行われたヨーロッパリーグのプレーオフで7ゴールを挙げていたトッテナムは、またも攻撃陣が爆発。ユナイテッド相手に敵地で6ゴールを挙げて勝ち点3を手にした。

■試合結果
マンチェスター・U 1-6 トッテナム

■得点者
マンチェスター・U:B・フェルナンデス(2分PK)
トッテナム:エンドンベレ(4分)、ソン・フンミン(7分、37分)、ケイン(30分、79分PK)、オーリエ(51分)