今夏新たにブンデスリーガのクラブに加入した日本人選手はどのような評価を受けているのだろうか。ドイツ誌『キッカー』が、シーズンの3分の1が終わった時点で、各クラブの補強を採点した。

ブンデスリーガに所属する18クラブは今夏、合計125人の新選手を獲得。『キッカー』は各プレーヤーが獲得時の期待度に見合ったパフォーマンスを見せているかを10点満点で採点し、平均点を算出する方式で各クラブの補強活動を評価した。

その結果、新加入選手が4人で平均点が「8」と最も高かったのはホッフェンハイム。平均点が「7.50」のケルンが2位に続き、マインツ、ボルシア・メンヒェングラットバッハ、フライブルクが「7.00」で3位タイに並んだ。実際の順位表では首位を走るバイエルン・ミュンヘンはこのランキングでは10位(クラブ内平均点「5.33」)、2位につけるボルシア・ドルトムントは8位(6.00)に位置。また、ヘルタ・ベルリン(4.86)、グロイター・フュルト(4.44)、フランクフルト(3.29)は16〜18位と評価が低かった。

ランク付けされていない選手個人の評価では2部ハノーファーからウニオン・ベルリンに加わり、主力組の1人としてプレーするMF原口元気、J2ジュビロ磐田からレンタルでシュトゥットガルトに渡って最初は2軍での起用が予定されていたDF伊藤洋輝はそれぞれ「8」と高得点。チームの負傷者状況も影響したとはいえ、伊藤はトップチームの3バックでコンスタントな出場機会を得ており、安定したプレーが高い評価につながったようだ。

また、今年1月に当初はレンタルでレッドブル・ザルツブルクからアルミニア・ビーレフェルトに送り出され、夏にクラブが完全移籍で獲得したMF奥川雅也も「7」と高めな評価。そして、ボーフムに加入のFW浅野拓磨は、まだ1アシストにとどまるものの「6」と及第点が与えられている。

一方、昨夏に横浜F・マリノスからレンタルでウニオンに渡り、クラブが今夏に買い取りオプションを行使したMF遠藤渓太は新加入選手とは見られず、評価対象から外れた。

なお、平均点が「5.23」(ランキング11位)のウニオンでは原口は新選手14人中3位タイ、「5.00」(13位タイ)のシュトゥットガルトで伊藤は9人中2位、「4.91」(15位)のビーレフェルトで奥川は13人中3位、「5.00」(13位タイ)のボーフムで浅野は8人中3位の評価。現時点、それぞれ期待に応えられていると見られるようだ。