イタリア人指揮官のファビオ・カペッロ氏が11日、イタリア国営放送『Rai』のラジオ番組『Radio anch’io sport』に出演し、今シーズンのセリエAについて自身の見解を示した。

セリエAでは今シーズン、指揮官のステファノ・ピオリや39歳のFWズラタン・イブラヒモヴィッチがけん引するミランが、ここまで12勝1敗4分の成績で単独首位をキープ。カペッロ氏は、ミランがシーズン終盤までスクデット争いに顔を出していくことを予想した。

「このミランは若く、最後までサプライズとなり得るだろう。今のミランのようなビジョンや考え方だと、選手たちも身軽だ。首位であることや、絶対に勝たなければならないという重圧を感じることもない。ミランのフレッシュさやプレーへの意欲は、ピオリの手腕次第だろう。選手全員を適切に評価し、ローテーションを組んでいく必要がある。彼はこれまでのところ、それを完璧に行ってきた」

イタリア人指揮官は一方、優勝候補の本命にインテルを挙げた。「インテルは最もトップチームの選手層が厚いチーム。あの選手たちがいれば、競争力を示すことができるはず」との見解を示した。またすでにチャンピオンズリーグを敗退し、リーグに集中できる点も考慮。「カップ戦がないため、常にフレッシュでいられる」と理由付けした。

また、今シーズンからアンドレア・ピルロ新監督が就任した影響からか、スタートダッシュに出遅れた王者ユヴェントスにも言及。「リーグ戦で後れを取り戻してきたようにも見える。ナポリとの延期試合や、私が本命と予想するインテルとの対決が決定的となるだろう」と述べ、強豪2チームとの直接対決がセリエA10連覇達成へのカギとなるとの見解を示した。