明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017が15日に埼玉スタジアムで行われ、浦和レッズとボルシア・ドルトムント(ドイツ)が対戦した。試合はドルトムントが3-2で浦和を下した。試合後、今季よりドルトムントを率いるピーター・ボス監督が、試合を総括した。

「こんにちは!こんばんは!」と日本語で挨拶を行ったボス監督。「今回は親善試合ですけど、勝ててうれしいです。夏休みが終わり、シーズンの準備を始め、最初のキャンプのロートヴァイス・エッセン戦(2-3で敗戦)より良かった。浦和はいいチームで、いい選手がいて、コンパクトにディフェンシブで良いカウンターをしました」と、試合を振り返った。

2失点を喫したことについては「セットプレーから失点したことは不満」と述べたが、「始動してから2週間しかたっていないので、この時期に戦えて良かったと思います。負傷者がいなかったのも良かった。6万人が入ったスタジアムの雰囲気は良かったと思います」と満足している様子だ。

代謝異常により長期離脱を強いられていたMFマリオ・ゲッツェが、5カ月ぶりにピッチに戻ったことについては「慎重に」と前置きしつつ、「30分プレーできたことは良かった。だんだんと元の調子に戻っていく。早い時期に90分プレーできるようになるといい」と、ドイツ代表MFの復帰に胸をなでおろした。

2014-15シーズンまでドルトムントを率いたユルゲン・クロップ監督のサッカーに近いのでは、との質問には「大事なことは、どういう選手がいるか。攻撃的に行きたい。勝つことは大事だが、観客が良いサッカーを見たと言えるような戦いをしたい」と回答した。

試合中に4バックから3バックに変更した意図は「センターバックが3人いたので、経験を積んでほしかった」と説明。2得点を決めたトルコ代表FWエムレ・モルに関しては「素晴らしい才能を持っている」と称賛しながらも、「いつドリブルをすべきか、いつパスすべきかを学ばないといけない。彼は若いので、監督として指導する必要がある」と、まだ発展途中であるとの評価を下した。