29日のチャンピオンズリーグ・グループE第2節、バルセロナはアウェーでのベンフィカ戦を0-3で落とした。

前試合レバンテ戦(3-0)では良質なパフォーマンスを披露したほかアンス・ファティの復帰弾も飛び出し、暗いムードに一筋の光が差したバルセロナ。クーマン監督はこの一戦でGKテア・シュテーゲン、ピケ、エリック・ガルシア、MFセルジ・ロベルト、フレンキー・デ・ヨング、ペドリ、ブスケッツ、デスト、FWルーク・デ・ヨング、メンフィスを起用している。

レバンテ戦の勢いに乗りたかったバルセロナだったが、キックオフから4分後にいきなりつまずく。その理由は守備の脆弱さ、もっと言えばE・ガルシアの実際はレギュラーになれない力不足から。前マンチェスター・シティDFは左サイドのゴールライン際からペナルティーエリアに侵入するダルウィン・ヌニェスを相手にまたも対人戦の弱さを露呈し、ゴールを決められた。

守備力のなさから厳しい展開を運命付けられたバルセロナは、傑出するペドリを中心とした攻撃によって5バックのベンフィカ相手に幾度か決定機を創出する。が、L・デ・ヨング、メンフィスはそれらを物にすることができない。かてて加えて30分過ぎにはピケが負傷してしまい、クーマン監督は代わりにガビを中盤に投入。F・デ・ヨングを下げて3バックの中央に置いた。

後半も同点ゴールには届かないバルセロナ。クーマン監督は67分にブスケッツ、ペドリ、L・デ・ヨングとの交代でニコ・ゴンサレス、コウチーニョ、アンス・ファティを投入する。が、なんとその交代策の直後に2失点目……。69分、右サイドを攻略されてからジョアン・マリオに打たれたシュートをT・シュテーゲンが弾き、そのこぼれ球をラファ・シウバに押し込まれた。

バルセロナはさらに77分、今度はデストのハンドによってベンフィカにPKを献上して、キッカーのD・ヌニェスにこの日2点目を決められる。3点差とされた後にはE・ガルシアが相手選手を後方から無理やり止めたことで2枚目のイエローカードを受けて数的にも不利に。クーマン監督はS・ロベルトをミンゲサに代えて最終ラインを補充するも、ゴールを奪う上ではまったく物足りないプレーのまま試合終了のホイッスルを迎えている。

グループE第1節でバイエルンに0-3で敗れ、ベンフィカにもまったく同じスコア敗戦したバルセロナ。それだけでなく、枠内シュート数もバイエルン戦0本、ベンフィカ戦1本とほとんど変わらなかった。これでクーマン監督の解任は、秒読み段階に入ったのかもしれない。