バレンシアは3日、ハビ・グラシア監督(51)の解任を発表した。

2日のラ・リーガ第34節、本拠地メスタージャでのバルセロナ戦を2-3で落としたバレンシア。6試合勝利から見放される同チームは降格圏と勝ち点6差の14位につけており、アニル・マーティー会長はJ・グラシア監督に解任を言い渡している。

昨夏にバレンシア指揮官となったハビ・グラシア監督だが、クラブ上層部との関係には緊張が走り続けていた。

夏の移籍市場でMFダニ・パレホら主力が軒並み放出されていく中、約束していた補強が一切なかったことで、ハビ・グラシア監督は10月に辞任する意向を固めた。しかしシンガポールの投資家ピーター・リム氏をオーナーとするクラブの上層部は、一方的契約解除のためには300万ユーロの支払いが必要と迫り、結局はチームを率い続けることに。また冬の市場で上層部はパトリック・クトローネ、フランシスコ・フェレイラ、クリスティアン・オリバを獲得したものの、ハビ・グラシア監督は彼らを戦力とみなさなかった。その頃チームは8試合勝利なしと現在と同じく泥沼にはまっていたが、リム氏は前述の一方的契約解除による300万ユーロの支払いを躊躇して解任には踏み切らなかった。

そして今回、アニル・マーティー会長はピーター・リム氏から同額の支払いに関する許可を得たことで、J・グラシア監督の解任を決定。バレンシアのトップチームのスタッフでありながら、暫定指揮官として何度もチームを率いてきたボロ氏が、残り4節で指揮を執ることになる。