ベルギー代表DFのトーマス・ムニエは、今夏にパリ・サンジェルマン(PSG)からボルシア・ドルトムントに移籍。しかし、フランス王者からの退団は後味の悪いものとなったようだ。

現在28歳のムニエは、今夏に契約が満了となったPSGから、MFアクセル・ヴィツェルらベルギー代表のチームメイトも所属するドルトムントに加入。しかし、ドイツ誌『キッカー』が紹介した『dpa通信』でのコメントによると、フリーでの移籍はスムーズではなかったという。

PSGは当初、ムニエやブラジル代表DFチアゴ・シウバが8月に行われることになったチャンピオンズリーグ終了後までの短期の契約延長を拒否したと伝えていたが、ムニエは自身に関してはそれを否定。「パリはドルトムントに連絡をとったが、彼らは何も払わないつもりでいたんだ」と明かし、以下のように続けた。

「正式にドルトムントのプレーヤーになっていたし、レンタル料はともかく、保険の問題も生じることを考えれば、もちろんまったく不可能なことだ。明白にしたい。PSGのスポーツディレクター、レオナルドは一度も、ドルトムントとも僕とも合意に至る努力をしなかった。彼は、僕がタダでPSGのためにプレーすることを望んでいた」

さらにムニエは、「(レオナルドSDから)6月末に弁護士を通して書状でPSGではもう歓迎されないとも伝えられた。そういう話は以前されていたかって?もちろん、されていなかったよ」と主張。さらに「僕も弁護士を通して、4カ月間の中断を強いられたあと、自分には練習する権利があると返事した。具体的に言うと、誰も邪魔にならない時間帯にでも練習させてもらうことを願ったんだよ」と話している。

「真っ先に7月と8月までの延長を願ったのは僕だ。レオナルドはそれを望んでおらず、フランスのメディアには僕が契約延長を断ったと話した。でも、それは本当のことではなかったことを強調したい」

なおムニエは、ドルトムントでの今後について「スカッドのクオリティを見ると、クラブが今後数年間の間、また何か(タイトル)を勝ち取るのが必至。僕はそうできると信じている。僕の勝利やタイトルへの欲にはリミットがない」と意気込みを示した。