アルミニア・ビーレフェルトは、レッドブル・ザルツブルクからレンタルで加入の奥川雅也を完全移籍で加えることができるのだろうか。ドイツ誌『キッカー』が伝えた。

11年ぶりのブンデスリーガ1部でのシーズンを終え、1部残留を決めたビーレフェルト。最終節シュトゥットガルト戦では奥川が獲得したPKが先制弾につながり、堂安律が追加点を決め、2人の日本人選手がチームの残留を決定づける2−0勝利の立役者となった。

だが、堂安のPSVからの買い取りを断念し、先日その退団を発表しているビーレフェルトだが、1月に加わった奥川の完全移籍も難しいかもしれない。リーグ最少予算と見られ、さらにコロナ禍によるダメージも大きいクラブは買い取りオプション行使に必要の150万ユーロ(約2億円)を支払えず、再レンタルなどの可能性を探っているところだという。

サミル・アラービSD(スポーツディレクター)は奥川の去就について「我々は意見交換を行っているが、報告できるような結論はまだ出てない」とコメント。多くは語らないも、交渉がスムーズに進んでいない様子をうかがわせている。

一方で、同誌は現在25歳の同選手はビーレフェルトが居心地良いこと、フランク・クラマー監督はユースアカデミーのチーフを務めたことのあるザルツブルクと良好な関係を持つことを指摘。今後の交渉に向けた好材料として挙げているが、果たして話はまとまるのだろうか。