現地時間10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16セカンドレグ、バレンシアvsアタランタは3−4で決着。2戦合計4−8でアタランタが勝ち上がりを決めた。

バレンシア本拠地メスタージャで行われたこの一戦は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い無観客試合となった。

スペイン『MARCA』が伝えたところによると、スタジアムの外では、逆転でのCL8強進出を願うバレンシアサポーター約2000人が集結し、会場入りするチームバスを出迎えたほか、試合終了まで競技場の外からチャントを歌い、応援を行ったという。

『Sky Sport』で解説を務めていたファビオ・カペッロ氏は、中継でその場面がクローズアップされると「これは美しい伝統だ。ピッチに立っているすべての選手に対する敬意の表れだ」と、賛辞のコメントを発した。

一方で無観客試合となったにも関わらず、ファンがメスタージャの外に集結したことに対し、非難の声も浮上。一部メディアは「これはスペイン保健局が“密集地に行かないこと”とした今回の無観客試合の決定、感染症予防の方針に明らかに背くものだ」と、批判的な論調で伝えている。

新型コロナウイルスの感染拡大はスペインでも深刻な問題となっており、感染者はヨーロッパにおいてイタリア(1万149名)、フランス(1784名)に次いで3番手となる1690人が陽性と診断され、そのうち35名の死亡が確認されている。