20日のラ・リーガ第14節、アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトロポリターノでのオサスナ戦に1-0で勝利した。

11月のインターナショナルウィーク明け最初の試合。後半アディショナルタイムに2失点して3-3同点に追いつかれた前試合バレンシア戦含め、過去6試合でわずか1勝しか挙げられないなど絶不調のアトレティコは、レアル・マドリー戦やセビージャ戦も控える2021年最後の山場を勝利で始めたいところである。

GKオブラク、DFヴルサリコ、サビッチ、フェリペ、エルモーソ、MFコケ、コレア、ジョレンテ、レマル、カラスコ、FWグリーズマンがスタメンで、3/5バックではなく4バックを採用したアトレティコは、立ち上がりからボールを保持するもゴールが遠い。左サイドでレマル、カラスコ、エルモーソが絡みながらチャンスを構築して、グリーズマンらがシュートまで持ちんだものの、3/5バックを敷くオサスナのペナルティーエリア内はあまりに人口密度が濃く、ボールが枠に届くまでに足の森に弾かれるということを繰り返した。

試合はスコアレスのまま折り返し、アトレティコは後半になっても打開する術を見つけることができない。シメオネ監督は65分、コレア、レマルとの交代で南米からの長旅を終えたばかりのルイス・スアレス、デ・ポールをピッチに立たせた。が、攻撃の勢いは増すことなく、7万人を動員したメトロポリターノはその人数と比較すれば静かなまま。シメオネ監督は76分に再び交代カードを切り、今度はジョレンテ、グリーズマンを下げてコンドグビア、クーニャを投入している。

終盤、81分にカラスコが個人技から手にしたチャンスを外し、やはりゴールを奪えないアトレティコ。このまま引き分けで試合を終えるかに思われたが87分、リヴァプール戦の退場劇で批判を浴びていたフェリペが名誉挽回となる決勝点を決めた。ブラジル人DFはカラスコが蹴ったCKからヘディングシュートを決め切り、お馴染みのバク宙パフォーマンスを披露している。アトレティコはその後、ついにこの試合最高の熱狂を見せた観客の後押しもあって、1点リードを最後まで守り切った。

3試合ぶりに勝利を収めたアトレティコは勝ち点を勝ち点を26として、首位セビージャ、2位レアル・ソシエダと勝ち点2差、3位レアル・マドリーと勝ち点1差で4位に位置している。