トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督は、リオネル・メッシ獲得に動いたとされるマンチェスター・シティに対して皮肉ともとれる発言を残した。

8月、無冠のシーズンを過ごしたメッシは入団から20年を過ごしたバルセロナに対して正式なトランスファーリクエストを提出。世界最高の選手であり、クラブの顔でもある同選手の決断は世界中を騒がせたが、先週の『Goal』の独占インタビューで自身の思いとともに新シーズンの残留を明言。少なくとも今夏の去就の噂に終止符を打った。

仮にバルセロナを離れた場合、アルゼンチン代表FWの新天地としてパリ・サンジェルマンやインテル、ユヴェントス、メジャーリーグ・サッカー勢など多くの候補が挙がっていた。中でもマンチェスター・Cが最有力候補とされ、フリーの場合でも契約解除金7億ユーロ(約880億円)の支払いが必要な場合でも、恩師であるジョゼップ・グアルディオラ監督率いる同クラブ行きの可能性が最も高いと伝えられていた。

トッテナムのモウリーニョ監督はイギリス『Joe』のインタビューで、バルセロナのスーパースターと契約することを望むかと問われると「Top Eleven(監督シミュレーションゲーム)の中だけで、実際にトッテナムでそうすることはない」と主張。過去にファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)違反の嫌疑がかけられながらも、メッシ獲得に動いたマンチェスター・Cに対して皮肉ともとれる発言を残した。

「我々トッテナムはFFPを順守する。メッシはFFPを順守しないチームにだけ行くことができる。それは間違いなくトッテナムではない」

2月に欧州サッカー連盟からFFP違反を指摘され、2年間の欧州カップ戦への出場禁止を科されたマンチェスター・C。しかし7月にスポーツ仲裁裁判所の判断により、減額された罰金のみの処分を科された。

これを受け、モウリーニョ監督は当時「恥ずべき決定だ。なぜなら、シティが仮に無罪であるのなら、1000万ユーロで罰せられたりしないはずだ。罪がなければ、罰金を科されるはずがない。仮に有罪であっても、この決定は恥ずべきもので、大会から締め出されるべきだ。シティが有罪なのか無罪なのか私にはわからないが、どっちにしろ恥ずべき決定だ。FFPの終焉だと思う」と言い放っていた。