元日本代表指揮官のアルベルト・ザッケローニ氏が南イタリアのコセンツァを訪問した際にインタビューに応じ、自身の去就などについて語った。地元紙『ガゼッタ・デル・スッド』が伝えている。

2014年ブラジル・ワールドカップへと日本代表を導いたザッケローニ氏。昨年のアジアカップ終了後にUAE(アラブ首長国連邦)の指揮官を退いたのち監督業を休業し、イタリアメディアを中心に解説者などを務めている。そんな中、先日、日本代表監督復帰論が浮上したが、ザック氏はラジオのインタビューで「否定する。日本には旅行者として行くつもりだ」と自身の意思を明かしていた。

ザッケローニ氏は、古巣であるコセンツァの街を訪問した際に再び去就について言及。代理人をつけない方針を決めていることについて、「なぜなら私が指揮を執りたい場所ではなく、私を必要としている場所に行きたいから」と述べ、監督業を営む上での自身の哲学を説明した。また現在、新天地を模索していることを示唆。「今は刺激的なオファーを探している。ただ何か感動できそうなものが感じられないとダメなんだ」と明かした。

続いてザック氏は、セリエAの名門クラブやイタリア代表について自身の見解を示した。

「イタリアのカルチョはユヴェントスにけん引されている。今年も(セリエA)優勝が有力だが、チャンピオンズリーグでは違う。まだリヴァプールとの差がかなりある。インテルは面白いが、これ以上の成長の余地があまり残されていない。ミランはイタリアのカルチョの中でかなり後れを取っている。一方、ラツィオは特に中盤に素晴らしいクオリティがあるね。イタリア代表については、近年の成績よりもさらに落ちることは難しかっただろう」

最後に古巣のセリエBコセンツァに言及。「コセンツァでの経験がなければ、今の私のキャリアを築けたかどうか分からない」と語り、感謝の意を伝えている。