17日のラ・リーガ第37節、レアル・マドリーはホームのアルフレド・ディ・ステファノで行われたビジャレアル戦に2-1で勝利し、3シーズンぶり、通算34回目の優勝を決めた。

「来季はラ・リーガ優勝にプライオリティーを置く。勝ち取れるとは言わないが、最後まで争い抜く」。昨季途中、すでに無冠が決定していたタイミングでマドリーに復帰を果たしたジダン監督は、今季に向けてそう意気込みを語っていたが、その悲願の目標を達成する瞬間がついに訪れた。フランス人指揮官は勝てば問答無用で優勝を果たせるこのビジャレアル戦で、GKクルトワ、DFカルバハル、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、メンディ、MFモドリッチ、カセミロ、クロース、FWロドリゴ、ベンゼマ、アザールをスタメンとしている。

ラ・リーガ再開から9戦全勝と優勝へとひた走ってきたマドリーに、もちろん慢心などはなかった。絶好調モドリッチを中心とした攻撃の構築で主導権を握ると、29分に先制点を獲得。カセミロの中盤でのボール奪取からモドリッチが持ち上がり、ペナルティーエリア内右でボールを受けたベンゼマがGKアセンホの股を抜くシュートでネットを揺らした。

後半、マドリーはビジャレアルのボールを今季の特徴である組織的なプレッシングで防ぎ、一度それを取り返せば余裕をもたせてボール回しから緩急をつけた攻撃を展開していった。そして74分にはS・ラモスがペナルティーエリア内でチャクラに倒されてPKを獲得。そのままキッカーを務めたマドリー主将はボールを横に出して、そこに飛び込んだベンゼマがシュートを突き刺した。が、ベンゼマがS・ラモスのキックの前にエリア内に入り込んでいたため、PKは蹴り直しに。今度はベンゼマがキッカーを務め、今季20点目を記録した。

リードを2点に広げたマドリーは、83分にイボラにヘディングシュートを決められて、1点を返される。しかしそれ以上の得点を許すことはなく、1点リードを守り切って試合終了のホイッスルを聞いた。なお、同時に開催されていたバルセロナ対オサスナは1-2でオサスナが勝利。前節までにバルセロナに勝ち点4差をつけていたマドリーは、たとえ敗戦していたとしても優勝を決められたが、驚異のラ・リーガ10連勝を果たして自らの手でトロフィーをつかんだ格好だ。