リヴァプールDFヴィルヒル・ファン・ダイクがじん帯損傷により、長期離脱が不可避となっている。

冬の移籍市場が開くとともにプレミアリーグ王者は代案となる即戦力のセンターバックを補強するのではないかとも言われているが、イングランド、イタリアのフットボールに精通している著名記者は、冨安健洋がその候補になり得るとの見解を示している。

イギリス『BBC Sports』、イタリア『Calciomercato』などに寄稿しているインド人サッカージャーナリスト、カウストゥバ・パンディ氏は『Football ITALIA』で「セリエAにはファン・ダイクの代案になり得る4人の選手がいる」という特集で冨安をその一人に挙げている。

「冨安はセリエAでも知られざる宝石の一人。イタリアでプレーしているトップレベルの若手DFだ。シニシャ・ミハイロヴィッチ率いるボローニャはこの選手を2019年夏に900万ユーロ(約11億円)ほどで迎え入れた。だがそれはすでに掘り出し物と言われ、ここから転売するとしたら高額での売却は確実視されている」

「本職のセンターバックだけでなく、右サイドバックとしても冨安はセリエAでプレーした。彼は昨季、主にライトバックとして過ごしたものの、今季ミハイロヴィッチは日本人DFを中央で使っている」

「DFだがこの日本人は足元の技巧やパス精度でも評価されている。センターバックの選手ながら、効果的なパスを通すことでも知られている。今季は90分あたり敵陣での効果的なパスを24本通しており、その成功率も75%に迫る。ボールポゼッションがそこまで高くないチームでのこの数字は驚異的なものであり、センターバックでありながら攻撃面での貢献度も高い」

そして記事では「ミランも彼のことを獲得しようとを検討していた。ヨーロッパのビッグクラブにとってはある程度安価で獲得できる逸材かもしれない。彼は将来、スターになるための資質をすべて備えている」と締めくくり、冨安が今後大きく躍進するであろうDFだと強調した。

なお、同記事ではニコラ・ミレンコヴィッチ(フィオレンティーナ)、メリフ・デミラル(ユヴェントス)、ミラン・シュクリニアル(インテル)がその他の候補として推薦されている。

ファン・ダイクの離脱が確定したリヴァプールが冬の移籍市場で、どのDFを確保するのか、現時点では不明だ。だがイングランドやイタリアのフットボールに精通する識者が「ファン・ダイクの後継者になり得る」とその名をチョイスするほど、冨安はイタリアで高い評価を得ているようだ。