アトレティコ・マドリーがディエゴ・シメオネ監督の後任としてマウリシオ・ポチェッティーノ氏の招聘を画策しているようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えている。

2011年12月に選手としてプレーした古巣アトレティコに指揮官として帰還したシメオネ監督。以降、リーガ・エスパニョーラ制覇や2度のヨーロッパリーグ優勝、チャンピオンズリーグ決勝進出などでチームをスペインのトップ3に押し上げた。しかし、多くの主力が不在となった今シーズン、特に得点力不足が露呈し、ここまでリーグ戦6位と不振に喘いでいる。

これを受け、求心力を失いつつあると報じられるシメオネ監督の8年にわたる政権に幕を閉じる準備をアトレティコが始めたという。そして、昨年11月にトッテナムから解任されたポチェッティーノ氏の動向を探っているようだ。中でもアトレティコのフットボールディレクターを務めるアンドレア・ベルタ氏が同指揮官の招聘を熱望していると同メディアが伝えた。

一方のポチェッティーノ氏は、先日の『La Liga TV』の立ち上げイベントで新天地がイングランドかスペインになることを示唆。トッテナムでの5年間で名声を手にした同指揮官に対しては、アトレティコだけではなく、多くのプレミアリーグ勢が招聘を目指すと考えられている。

実際に、ミケル・アルテタ監督が就任する前にはアーセナルの指揮官候補に浮上し、不安定な戦いを続けるマンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督の後任としても頻繁に名前が挙がった。さらに、ジョゼップ・グアルディオラ監督の去就が不透明とも見られるマンチェスター・シティも、ポチェッティーノ氏の就任を画策するとされている。

同メディアによると、47歳のアルゼンチン人指揮官はサウサンプトン時代からの7年間で多くの成功を収めたイングランドで仕事を続けることを第一に考えているようだが、果たしてどのクラブで現場に復帰するのだろうか。今夏に向けたポチェッティーノ氏の動向に注目が集まりそうだ。