21日のラ・リーガ第24節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのカディス戦を1-1のドローで終えた。

ミッドウィークのチャンピオンズリーグでパリ・サンジェルマンに1-4の惨敗を喫し、望みをかけられる獲得タイトルがコパ・デル・レイのみ(準決勝ファーストレグ、セビージャ戦は0-2敗戦)になりつつあったバルセロナ。だがアトレティコ・マドリーがレバンテとの2連戦で勝ち点5を落としたことで、ラ・リーガに期待を持てるような状況になりつつある。

クーマン監督はこのカディスとの試合で、PSG戦とまったく同じスタメンを起用。GKテア・シュテーゲン、DFデスト、ピケ、ラングレ、ジョルディ・アルバ、MFフレンキー・デ・ヨング、ブスケッツ、ペドリ、FWデンベレ、メッシ、グリーズマンをピッチに立たせている。

試合の構図はやはり、バルセロナが圧倒的なポゼッション率で攻め込み、カディスが得意の堅守速攻で対応するという展開に。4-1-4-1のカディスは堅守を見せ続けたが、30分にペナルティーエリア内に侵入したぺドリをイサとサルビが挟み込む形で倒してPKを献上。キッカーのメッシがこれを決め切り、バルセロナが先制した。メッシはこれが今季ラ・リーガ16得点目で、得点ランク首位のルイス・スアレスとついに並んでいる。

1点リードで迎えた後半、バルセロナは追加点を目指して攻め続けるが決定機を物にできない状況が続き、カディスの反撃にも苦しんだ。クーマン監督は65分にグリーズマンとブスケッツをブライトバイテ、ピャニッチと交代させる。だが、その後もデンベレ、メッシがチャンスを決め切れず、危険なスコアのまま時間を過ごしていった。

クーマン監督は74分にこの日も良質なパフォーマンスを見せ続けたぺドリを下げてトリンコンを入れ、また80分にはデストとデンベレをミンゲサとリキ・プッチに代えて交代枠を使い切る。だが、その後にはカディスの攻勢に苦しみ、88分にはペナルティーエリア内でラングレがソブリーノを倒してPKを献上。キッカーのアレックス・フェルナンデスにT・シュテーゲンの逆を突くシュートを決められ、ついに同点に追いつかれた。

終盤、ピケも前線に上がって猛攻を仕掛けたバルセロナだが、結局勝ち越し弾を奪うことはできず。逆転優勝に向けて絶好のチャンスだった試合で、大きな失望を味わうことになった。

2021年に入り、ラ・リーガ8試合目でついに勝利を逃したバルセロナ(1試合未消化)は勝ち点を47までしか伸ばせず、首位アトレティコ・マドリー(同じく1試合未消化)との勝ち点を8にまでしか縮められなかった。また前日にバジャドリーを下した2位レアル・マドリーには勝ち点5差をつけられている。