ミランやユヴェントスで活躍した経験のあるニューヨーク・シティのMFアンドレア・ピルロが27日、イタリア紙『ラ・レプブリカ』のインタビューに応じた。

昨夏はナポリのエースだったFWゴンサロ・イグアインがユヴェントスへ移籍して物議をかもしたが、今夏はピルロの古巣ユヴェントスで6連覇に貢献したDFレオナルド・ボヌッチがミランへの電撃移籍を決断し、大きな話題となった。ボヌッチの他、フィールドプレーヤーを10人補強して大掛かりな改革を断行したミランに対し、サポーターは期待を寄せ、7年ぶりのスクデット獲得を夢見ている。しかし2001年から10年間ミランに在籍し、2度の優勝を飾ったピルロはこれに疑問を呈している。

「できないと思う。ゼロからスタートして、新選手を10人も獲得するとなると、いくら上手い選手だとはいえ、すぐに勝てるようになるのは困難だ。現実的な目標はチャンピオンズリーグ出場圏内だろう」

■アッレグリとの確執は否定

今夏、ボヌッチのユヴェントス退団は指揮官マッシミリアーノ・アッレグリとの確執が理由ではないか報じられたが、過去に同様にアッレグリとの確執がうわさされていたピルロは、自身の場合ミラン退団はアッレグリが原因ではないと強調した。

「違う。僕がミランを去ったのは、契約が切れて新たな冒険をしてみたいと考えたからだ。全く関係ない。彼のせいでチームを変えたのではない。ミランに残ることもできたけど、僕の中で1つのサイクルが終わったと感じたんだ」

そして最後に、新シーズンのスクデットの行方については、「毎年、今年こそローマの番だ、ナポリの番だなどと言うね。だけど結果がどうなるかは皆が知っている」と述べ、再びユヴェントスの手に渡ると予想した。