現地時間26日、イングランド・プレミアリーグは第15節が行われ、アーセナルはホームのエミレーツ・スタジアムにチェルシーを迎えた。

まさかの15位に沈むアーセナルと、タイトルレースに絡む5位のチェルシーによるビッグロンドンダービー。オーバメヤン、ペぺ、セバージョスらをベンチに置いたアーセナルに対し、チェルシーはジルー、ハヴェルツがベンチからのスタートとなった。

アーセナルはトーマス・パルティ、チェルシーはジヤシュとキーマンを負傷で欠く中で、立ち上がりのペースを握ったのはチェルシー。13分、ゴール前からのマウントが直接狙ったFKは右のポストをかすめる。

守勢に回ったアーセナルだが、前からのプレッシングが奏功し徐々にチャンスを作り出していく。25分には高い位置でボールを奪い、ベジェリンの折り返しは初先発のスミス・ロウが押し込めず、ファーサイドに流れてしまう。

33分には、CKのこぼれ球をつないでジャカのサイドチェンジをペナルティーエリア左で受けたティアニーがカットインしてエリア内に侵入。これをリース・ジェームズが倒してしまい、アーセナルにPKが与えられる。これをラカゼットがゴール右へと沈め、アーセナルが先制に成功する。

1点ビハインドとなったチェルシーは、前線でなかなかボールが収まらず、アーセナルの前からのプレスに手を焼き後方からのロングパスも精度を欠く。迎えた44分、ゴール正面、やや右の位置でサカが倒されて得たFK。ジャカが直接狙うと、ゴール右へと吸い込まれアーセナルが追加点を挙げてハーフタイムを迎えた。

2点を追うチェルシーはコヴァチッチとヴェルナーに代えてジョルジーニョとハドンソン=オドイを投入。しかし、次の1点もアーセナルが記録する。56分、カウンターからペナルティーエリア手前右でボールを受けたサカがクロスを上げる体勢から意表を突いてシュートを狙うと、柔らかな軌道を描いてGKメンディの頭上を超え、アーセナルが3-0とリードを広げた。

さらに64分にもカウンターから左サイドを持ち上がったティアニーの折り返しを、ゴール前でマルティネッリが合わせる決定機もGKメンディが素晴らしい反応ではじいた。

アーセナルは65分、スミス・ロウを下げてウィロック、71分にマルティネッリを下げてペペを投入する。アーセナルに効率よくカウンターを決められて苦しい状況の続くチェルシーは74分、カンテを下げてハヴェルツを投入。アーセナルはマルティネッリを下げてペペを投入する。

83分にはGKメンディのパスをラカゼットが奪って決定機も、この決定機はGKメンディがはじいてCKへと逃れる。このCKのこぼれ球をエルネニーが押し込みクロスバーを叩くが、4点目は奪えない。すると85分、ハドソン=オドイの折り返しをニアサイドのエイブラハムが押し込んでチェルシーが1点を返す。VARのチェックが入ったが、ギリギリでオフサイドではなかった。

するとアディショナルタイムにはチェルシーがPKのチャンスを得る。決まれば1点差の場面だったが、ジョルジーニョのキックはGKレノが完全に読み切ってシュートストップ。残り時間でラカゼットに代えてムスタフィを投入し逃げ切ったアーセナルが、8試合ぶりの勝利を手にした。

■試合結果
アーセナル 3-1 チェルシー

■得点者
アーセナル:ラカゼット(34分PK)、ジャカ(44分)、サカ(56分)
チェルシー:エイブラハム(85分)