■ICC チェルシー 2−3 バイエルン

チェルシー:M・アロンソ (45+3分)、バチュアイ(85分)
バイエルン:ラフィーニャ(6分)、ミュラー (12分 、27分)

現地時間25日、シンガポールでインターナショナルチャンピオンズカップが行われ、ブンデスリーガ王者バイエルンとプレミアリーグ王者チェルシーが対戦し、バイエルンが3-2で競り勝った。

チェルシーは獲得を発表したばかりのアルバロ・モラタがベンチスタート。バイエルンはハメス・ロドリゲス、コランタン・トリッソが先発メンバーに名を連ねた。

試合は早い時間帯に動く。開始6分、ドリブルで持ち上がったラフィーニャが右足を振り抜くと、地を這うようなミドルシュートがゴール左隅へと突き刺さり、バイエルンが先制する。

さらに12分、中盤でトリッソがボールを奪ってバイエルンのカウンターが発動。ハメスの頭でのパスを受けたトーマス・ミュラーが左サイドのフランク・リベリに預けると、エリア内左に侵入したリベリの折り返しをミュラーがジャンピングボレーで合わせて追加点を挙げる。

バイエルンの勢いは止まらず、18分には左サイドからのリベリのクロスをファーサイドでフリーとなっていたハメスが落ち着いた胸トラップからボレーで捉えるが、この決定機は枠を外してしまう。

反撃に出たいチェルシーだが、セスク・ファブレガス、エンゴロ・カンテを擁する中盤でボールが思うように繋がらず、攻撃の形を作ることができない。25分、ウィリアンの突破からようやくチャンスを作るが、シュートは枠を大きく外れた。

27分、バイエルンが自陣からテンポよくパスをつなぎ、前を向いたミュラーの眼前にはロベルト・レヴァンドフスキと2人のDF。2対2の状況で多くの選択肢がある中、ミュラーがミドルレンジからのシュートを選択すると、これがゴール右隅へと吸い込まれ、3-0と突き放した。

全くいいところのないチェルシーは前半終了間際、右サイドからモーゼスが折り返したボールがファーサイドに流れ、フリーで待ち構えていたマルコス・アロンソが左足で逆サイドネットに突き刺し1点を返す。

後半、2点リードのバイエルンはレヴァンドフスキを下げてキングスレイ・コマン、そしてGKトム・シュタルケに代えてスヴェン・ウルライヒを投入。ミュラーがトップの位置に入り、ハメスがトップ下、コマンが右サイドに入った。

得意のトップ下に入ったハメスは57分、フリードルの左クロスをゴール前で合わせるが、このヘディングは枠を捉え切れず、ハメスも外した自分への怒りを露にする。60分にもリベリのラストパスをエリア内右で受けるが、左足でのシュートはケイヒルの伸ばした足にブロックされる。

63分、チェルシーはダビド・ルイスとモラタを投入。バイエルンはラフィーニャとトリッソを下げて若手を投入した。

依然としてバイエルンの攻勢が続く中、ゴールに貪欲な姿勢を見せるハメスは67分、68分と立て続けにリベリのアシストからシュートチャンスを得るが、いずれも決まらない。

80分にはミュラーとリベリが下がって若手の割合が多くなったバイエルンに対し、盛り返すチェルシーは85分、左CKをニアサイドのモラタが逸らし、ゴール前のミチー・バチュアイが押し込んで1点差に詰め寄るが、反撃もそこまで。アディショナルタイムの4分間で同点ゴールを許さなかったバイエルンが逃げ切り、3-2で勝利した。

ICCは現地時間30日まで行われ、バイエルンは27日に長友佑都の所属するインテルと、チェルシーは29日に同じくインテルと対戦する。