現地時間11日、イングランド・プレミアリーグは第36節が行われ、マンチェスター・ユナイテッドはホームのオールド・トラフォードにレスター・シティを迎えた。

チャンピオンズリーグ出場権争いのために是が非でも勝利が欲しい4位レスターと、4位以内を確保している2位ユナイテッドの上位対決。中4日のレスターに対し、中1日で試合を迎えたユナイテッドはブルーノ・フェルナンデス、ポグバ、カバーニ、ラッシュフォードら主力をベンチに置き、この試合がトップチームデビューとなるエランガを起用するなど大幅なターンオーバーで臨んだ。

勝ち点3を得るチャンスを迎えたレスターは10分、3人目の動きで右サイドを抜けたティーレマンスのクロスを、ファーサイドでフリーとなっていたトーマスがボレーで捉える。角度のない位置からの難しいボレーだったが、これが逆サイドネットに突き刺さり、レスターが先制する。

雨脚が強まる中、負ければその時点でマンチェスター・シティの優勝が決まってしまう状況にあるユナイテッドはすぐさま反撃。15分、マタのロングパスに抜け出したディアロがペナルティーエリア右でキープし、中央に戻したボールを受けたグリーンウッドが鋭いカットインでエリア内に侵入。DFを置き去りにして右足を振り抜くと、コントロールされたシュートがゴール左へと決まり、ユナイテッドが同点に追いつく。

追いついたユナイテッドは、立ち上がり不安定さを露呈していた守備を立て直すことに成功。レスターも思うようにボールを前に運べなくなり、膠着状態が続く。ターンオーバーによる連携不足を感じさせるユナイテッドも追加点が遠く、1-1のまま試合を折り返した。

後半も拮抗した展開が続く中、60分にティーレマンスのスルーパスをエリア内右で受けたイヘアナチョが決定機を迎えるも、至近距離からのシュートはGKデ・ヘアが体を張ってブロックしピンチをしのぐ。

65分、ペレスに代えてマディソンを投入したレスターに対し、ユナイテッドもグリーンウッドとエランガを下げてラッシュフォードとカバーニを投入。すると直後の右CK、オルブライトンのキックを、ファーサイドでラッシュフォードのマークを外したソユンチュが高い打点のヘディングで合わせ、レスターが勝ち越しに成功する。

点を取りに行く采配の直後に失点するという嫌な流れのユナイテッドは、その後もレスターの圧力に押され、ミスからピンチを招くなど、なかなか攻勢に出ることができない。79分には、ディアロに代えてB・フェルナンデスを投入したユナイテッドに対し、レスターはヴァーディに代えてチョウドゥリーを投入し逃げ切りを図る。

何とか追いつき、ライバルの今節での優勝を阻みたいユナイテッドだが、サイドからクロスを上げてカバーニ、ラッシュフォードがレスターゴールに迫るも、同点ゴールが遠い。アディショナルタイムの3分間をきっちりと守り切ったレスターが、CL出場権争いに向けて大きな勝ち点3を手にした。またこの結果、マンチェスター・シティの2シーズンぶり7度目となるプレミアリーグ優勝が決まった。

■試合結果
マンチェスター・U 1-2 レスター

■得点者
マンチェスター・U:グリーンウッド(15分)
レスター:トーマス(10分)、ソユンチュ(66分)