ミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマは3日、ミラン公式チャンネル『Milan TV』のインタビューに応じ、温かく迎えてくれたミランサポーターに対し、感謝の意を述べた。

今夏の大型補強が話題となり、ミランのホーム、サンシーロで行われたヨーロッパリーグ(EL)予選3回戦クラヨーヴァ(ルーマニア)戦(2-0でミランが勝利)には、EL予選として最高記録となる6万5763人の観客が詰めかけた。この試合には今夏、ミランの契約延長オファーを拒否して注目を集めた18歳の守護神ドンナルンマも姿を見せた。欧州各国のビッグクラブが天才GKの引き抜きを画策する中、イタリアサッカーのレジェンドたちの助言や家族のサポートもあり、最終的にドンナルンマはミラン愛を誓い、契約延長に応じた。ひと悶着の末のミラン残留だが、ウォームアップに現れたドンナルンマはミランサポーターから温かい拍手で迎えられた。

■僕が1番目のミランサポーター

「僕を温かく受け入れてくれたサポーターに感謝したい。想像していなくて、信じられないほど嬉しい。このユニフォームのためにすべてを捧げたいとだけ言わせて欲しい。皆、僕が1番目のミランサポーターだということを知っている。僕は最後までこのユニフォームをまとうことを誇りに思う」

契約延長を拒否した際は大きな波紋を呼び、ミランサポーターから非難の声が相次いだ。試合中、偽ドル札をばら撒かれ、米ドル(イタリア語でドッラロ)をもじり「ドッラルンマ」と揶揄されたり、殺害予告も受けたりした。それでもドンナルンマは「何もなかったかのように感じる。昨シーズンから引き続き頑張っていきたい。僕はこれまで通り僕のままなんだ」と述べ、前を向いた。

ミランの指揮官ヴィンチェンツォ・モンテッラは18歳の守護神とサポーターとの関係を父子に例えて説明している。

「彼はサポーターを怒らせてしまったが、まるで父親に叱られて、今夜ハグで迎えられたかのようだ。サポーターが息子(ドンナルンマ)を受け入れてくれて私は嬉しい」