リオネル・メッシがバルセロナ退団の意思をクラブに伝えたようだ。スペイン『ムンド・デポルティーボ』など大手メディアが伝えている。

今シーズン、チャンピオンズリーグを制したバイエルン・ミュンヘンに準々決勝で2-8の歴史的大敗を喫するなど、12年ぶりに無冠のシーズンに終わったバルセロナ。クラブが指揮官交代やディレクターの解任に踏み切る中、2004年のデビューから同クラブ一筋でプレーするメッシの去就も揺らぎ始めている。

アルゼンチン『Tyc Sport』が伝えたところによると、2021年夏まで契約が残り、契約解除金は7億ユーロ(約880億円)に上るものの、メッシはすぐさま退団する意思をクラブにスペインで内容証明の際に使用される”Burofax”を通じて伝えた模様。さらに、同選手は一方的に契約を解消できる条項を行使する考えを持つようだ。

また、『ムンド・デポルティーボ』によれば、クラブのリーガル部門がこの連絡を受け取ったようで、メッシが一方的に契約を解消できるという条項は6月10日に期限を迎えたと考えられている。しかし、新型コロナウイルスでシーズンが延期された影響により、オフシーズンに入ったばかりという現状を踏まえ、同選手はこの権利を行使できると解釈するようだ。

さらに、スペイン『Onda Cero』は、9月1日にロナルド・クーマン監督新体制で開始されるプレシーズントレーニングを前に予定される31日のクラブ主導のPCR検査を受ける意思がメッシにはないと伝えた。

一方のバルセロナは、メッシを新シーズンの構想に入れており、13歳から加入し、フットボール界を代表するスターに成長した同選手を放出する意思は皆無であると考えられている。

これらの報道を受け、元バルセロナ主将のカルレス・プジョル氏は『Twitter』で「レオに敬意と称賛。友よ、私は全面的に支持する」とツイート。さらに、同じく退団が報じられるルイス・スアレスはプジョル氏のツイートに“拍手の絵文字”で応えていた。

なお、アルゼンチン代表FWがバルセロナから退団した際には、マンチェスター・シティやインテル、アメリカのメジャーリーグ・サッカー勢、古巣のニューウェルズ・オールドボーイズなどが新天地の候補として浮上する。