元日本代表MFの長谷部誠や現日本代表MFの鎌田大地らが所属するフランクフルトの新指揮官オリヴァー・グラスナー監督は29日、就任後初の記者会見に出席。チームの印象を語り、自身が考える“キャプテン像”についても言及した。

フランクフルトはボルシア・メンヒェングラットバッハに移籍したアディ・ヒュッター監督の後任としてヴォルフスブルクから同じくオーストリア人のグラスナー監督を招へい。各国代表メンバーを欠く中、始動したチームだが、「とても上手く構成されたスカッド。経験豊富な選手と、若くてハングリーな選手の良いミックスだ」と好印象を口に。「チームは過去にとても優れたパフォーマンスを見せてきたので、多くを変える必要はない」と今夏の大幅の戦力入れ替えを考えていない様子を示した。

今年1月DFダヴィド・アブラームが退団してからヒュッター前監督は次期キャプテンに関しては正式な決断を下さず、主に代理主将の長谷部がキャプテンマークを巻いていた。今後の主将について問われたグラスナー監督は「フランクフルトには複数のリーダーがいると思う。相手の監督としてもそう感じたね」と返すと、このように続けている。

「チームには何人か力強いキャラがいる。ただ、私にとって大事なのは、チームをもっとよく知ること。私は結構長い間プレーし、36歳になっても(トレーニングで)ゴールを運ぶなどしていた。大事だと思うのはお互い誠実に接し、18歳だろうと38歳だろうとチームのために献身することだ」

「マコト・ハセベは絶対的な模範を示すプロ選手、模範的プレーヤーだ。なので、今までもここではこれ(キャプテン人事)が問題となることはなかったし、これからも問題となる心配はないだろう」

選手たちがキャプテンを選ぶチームも少なくないが、グラスナー監督は主将を指名することを監督の役割の一つと見る考え。「まずはチームをよく知って、(移籍ウィンドウ閉幕の)9月2日まで実際に何が起こるのか様子を見ていきたい。それから監督として私がやるべきことと考えるキャプテンの指名を行うつもりだ」と説明した。