リヴァプール移籍が決定した日本代表のFW南野拓実について、イタリア人有名ジャーナリストのアルフレード・ペドゥッラ氏が自身の公式サイトで特集記事を掲載した。

冬の移籍市場において、ザルツブルクからユルゲン・クロップ率いるプレミアリーグの強豪リヴァプールへ移籍することが発表された南野。イタリア人記者のペドゥッラ氏は、「ザルツブルクでの爆発的活躍からリヴァプールでのチャンスへ…クロップが持つ日本の矢」との見出しで特集を組んだ。

まずはリヴァプールの南野獲得について、「冬の移籍市場におけるリヴァプールの最初のビッグディール」だと紹介。「日本人選手をイギリスへともたらした移籍の裏には、様々な意味合いと特別な背景がある」と説明し、10月2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節のリヴァプール戦で南野が見せた豪快ボレーシュートに言及。「ミナミノは右足のファンタスティックなボレーで美しく素晴らしいゴールを決めた」と振り返った。

さらに「1995年生まれの選手が蹴ったボールがゴールに吸い込まれた瞬間、ユルゲン・クロップは不動で微動だにせず、動じなかったが、直後に発見に気付いて微笑むと、24歳の才能に納得した」と解説。「このサインは取るに足らないものなどではなく、わずかの間にメルカートの構想へと発展した。ザルツブルクとの交渉が開始したのは偶然ではない」との見解を示した。

■日本のゴールマシーンがリヴァプールの矢に

続いて特集では、大阪府泉佐野市出身でセレッソ大阪の下部組織で育った南野のプロフィールやザルツブルクに至るまでのキャリアを紹介。主な武器には、「スピードやドリブル、際立ったゴール前での冷静さ」などを挙げたほか、ザルツブルクにおいて、「ニッポンのゴールマシーン」がリーグ優勝5回など数多くのトロフィーを獲得してきたことを伝えた。

今後の南野について、「オーストリアでの爆発的活躍を経て、プレミアリーグでの大きなチャンスをつかむ準備はできている」と強調。「サイドなら右でも左でもこなし、センターフォワードとしてもプレーできる彼のユーティリティー性は新たな矢、武器となるだろう」と述べ、リヴァプールにとって貴重な戦力となることを予想した。「日本人選手はオーストリアを去ったのちも、(モハメド)サラー、(サディオ)マネ、(ロベルト)フィルミーノの脇でさらなる成長を遂げるだろう」と期待を寄せ、「トロフィー、叶うならCLのトロフィーを天に掲げられることを願う」と締めくくっている。