ミランでは新加入のDFレオナルド・ボヌッチがキャプテンマークを巻いたことで、サポーターの間では賛否両論を呼んでいる。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が10日、報じている。

9日にカターニアで行われた親善試合ミラン対ベティス戦(1-2)では、今夏、イタリア王者ユヴェントスから電撃移籍したボヌッチが初めてキャプテンマークを巻いてプレーした。ミランの指揮官ヴィンチェンツォ・モンテッラは『スカイ』のインタビューで任命の理由を説明している。

「それほど長くは考えなかった。フロントは十分に検討して新加入の選手の中から主将を選ぶよう求めていた。リスペクトを欠くことがないように私だけでなく、(リッカルド)モントリーヴォを含めその場にいた選手たちに伝えられた。少しだけ時間をもらったが、ボヌッチを選ぶのに悩むことはなかった。彼はミランのキャプテンマークを巻くのに相応しいカリスマ性や国際経験もある」

■SNSでボナヴェントゥーラを推す声

ユヴェントスの6連覇を支え、イタリア代表でも長年実績を積んできたボヌッチが主将を務めたことについて、サポーターの多くは好意的に受け取ったものの、一部のサポーターからは不満の声が上がった。ネット上では、「#Bonaventuracapitano(ボナヴェントゥーラを主将に)」とのハッシュタグで、イタリア代表のMFジャコモ・ボナヴェントゥーラを推す運動が巻き起こっている。

ボナヴェントゥーラは昨シーズンの1月に左太腿の長内転筋腱の重傷を負うまでミランの主力としてチームを支えてきた。4月にシルヴィオ・ベルルスコーニ体制から中国資本へと移行すると、今夏、新たに11選手が加入し、新生ミランのロッカールームにおいて古株の1人となった。

ボナヴェントゥーラ派サポーターの選択はミランへの帰属意識を尊重したものと見られるが、ボナヴェントゥーラ自身も2014年夏にアタランタからミランへ加入し、今年でまだ4年目。2012年夏から所属し、昨シーズンに主将を務めたモントリーヴォよりは新参者とあり、不可解な部分もある。