ミランに所属するFWエムバイェ・ニアンは今夏、移籍が濃厚とみられていたが残留する可能性が高まっている。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が31日、伝えている。

22歳のニアンは昨シーズン、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が率いる若手主体のミランにおいて、開幕直後は得点のほとんどに絡むなどチームをけん引する活躍を見せていた。しかし中盤から失速し始めると、PKを立て続けに外すなど精彩を欠き、やる気の見えないプレーで批判の的となった。

このため今夏の放出が既定路線となっていたが、モンテッラ監督はワトフォードへの半年のレンタル期間を終えて復帰したニアンに可能性を感じている。インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のバイエルン・ミュンヘン戦やヨーロッパリーグ(EL)のクラヨーヴァ戦に先発した22歳のアタッカーについて、「去年と比較して彼は変わった。現在の彼の姿勢は良いと思う。ニアンはチームに残る可能性が高い。去年と比べてすごく成長したようにみえる」と高く評価している。

ただ昨夏もニアンの才能に惹かれ、「もっとできるはず。彼のことをもっと知りたい」と話してチャンスを与えたものの、先に挙げた失速がみられた。問題は技術的なものではなく、ニアンのメンタルによるもので、モンテッラは若き才能の可能性に再び賭けるのか選択を迫られる。もしミランがニアンを残留させることを決めた場合、サイドアタッカーの補強に充てるはずだった資金を別のポジションへ回すことになる。今後の動向は注目されるところだ。