元ミランCEOのアドリアーノ・ガリアーニ氏が、イタリア紙『リーベロ』のインタビューに応じ、古巣などについて語った。

ガリアーニ氏はかつて、ミランの名物会長として親しまれたシルヴィオ・ベルルスコーニ氏の右腕として活躍。1986年から長年にわたってミランに尽力し、イタリア国内だけでなく、ヨーロッパ、世界のタイトルを獲得するなどクラブの黄金期を支えた。2018年秋からは当時3部に所属していたモンツァの幹部として再出発。今シーズンからセリエBを舞台に移すと、1年でのセリエA昇格を目指す。

そんなガリアーニ氏は、ミラン時代の心残りとして、誤審により幻となった2012年2月ユヴェントス戦(1-1)のサリー・ムンタリによるゴールを挙げた。当時のミランは、指揮官マッシミリアーノ・アッレグリの下、セリエA2連覇を目指していたが、元ミラン幹部はアントニオ・コンテ率いるユヴェントスと引き分けたことで流れが傾き、クラブが低迷期に突入したと感じている。

「取り消されてしまったあのムンタリのゴールは認められるべきものだった。そうすればアッレグリ指揮下で2連覇を果たし、歴史が変わっていたはずだ。カルチョにおいて、そのクラブの歴史を変えてしまうほどのエピソードは起こり得るものだ。もしあの時、優勝していれば、(ズラタン)イブラヒモヴィッチやチアゴ・シウヴァを放出する必要もなかっただろう。2人の王者は、あれから9年が経過した現在もトップレベルでプレーを続けている。きっと再出発できたはずだった」

続いて元ミランCEOは、2001年から10年間にわたってクラブに貢献した現ユーヴェ指揮官のアンドレア・ピルロに言及。放出の時期を誤ったことへの後悔を口にした。「インテルから獲得してから10年間、我々の下にいた。もっと後悔していることは他にあるが、彼を放出するのが早すぎたことは確かだ」と語った。